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教育・研究
ホラー×テクノロジーで若者を虜にする「闇」のビジネスとは。「コンテンツビジネス」ゲスト講義
2023.12.22
12/7(木)、現代経営学部「コンテンツビジネス」(八塩圭子教授)のゲストとして、株式会社 闇の代表取締役社長CEO・荒井丈介氏を招聘。
ゲームから映画のプロモーション、イベントまで、「ホラー」と「テクノロジー」をキーワードに様々なコンテンツを生み出す(株)闇ならではのコンテンツビジネスについて学びました。


講義の冒頭、まずは(株)闇が所属するMBSグループについての解説が。
若者の支持が下がっていると言われるテレビメディアの現状と、ホラーコンテンツの可能性、日本だけでなく海外におけるホラーコンテンツやVRテクノロジーの人気・普及度についてお話しいただきました。

その後、実際に(株)闇が手掛けてきたコンテンツについて、具体例を挙げながらの紹介がスタート。
ポッドキャストやSpotifyでの音声番組、VRや立体音響を活用した映像作品、Webサイトで展開された映画のプロモーションなどのコンテンツについて、ターゲットやどのようなテクノロジーを用いているのか、実際の反響がどうだったか、といった詳細な説明と、「ホラー」というジャンルの幅広い可能性について伺いました。

2023年にはホラーコンテンツをプリ機に展開する企画も実施
授業を履修している学生たちの中にもホラージャンルのファンは多く、質疑応答では「地上波テレビでのホラーコンテンツは、コンプライアンス上難しくなっているのか」など、マスメディアやコンテンツの現状と今後について踏み込んだ質問も。
講義後の感想では、「ホラージャンルのコンテンツビジネスの展開の幅に驚いた」「他の企業やコンテンツと異なり、若者の潜在的な好みを把握しアプローチしている点が珍しいと感じた」という声をはじめ、苦手な人が一定数いることを把握した上での市場拡大の仕方、国産IPの重要性などを学ぶことができたという声、「こんなコンテンツがあったらいいな」というアイデアが多数寄せられました。
