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テレ東社員も驚く調査結果が。八塩ゼミの「テレ東BIZ」認知度向上に向けた中間発表

産官学連携,現代経営

2024.08.22

7/22(月)、現代経営学部3年「マーケティングとメディア研究ゼミ」(八塩圭子教授)が、「テレ東BIZ」にご協力いただいて実施しているマーケティングプロジェクトの中間発表を実施。
テレビ東京の長谷川奈々子氏、南早紀氏、荻光輝氏をお迎えし、マーケティング調査の結果報告と戦略提案を行いました。

写真左よりテレビ東京の荻氏、八塩教授、長谷川氏、南氏、ゼミ生たち

八塩ゼミは「テレ東BIZをもっと本学の学生に使ってもらう施策」というテーマで研究を進めており、5月にプロジェクトのキックオフ、6月に「テレ東BIZ3周年感謝祭」の視察を行ってきました。
プロジェクトの詳細やこれまでの活動はこちら

さらに、東洋学園大学現代経営学部の学生102人に対するアンケート調査を実施。
授業の教材としてテレ東BIZを利用している同学部の教員へのインタビュー調査も行い、課題分析を進めています。

今回の中間発表では、4班に分かれて調査・分析の結果報告と施策の提案を行いました。

ゼミ生たちは「学内での認知度は高いが、ログイン率が低い事が課題」という問題意識を共有しつつ、それぞれの班で独自の視点を生かした戦略を検討。

その結果、「ログインプレゼントキャンペーン」「授業に組み込みやすいショート動画コンテンツの展開」「キャリア系の授業を通じて活用促進」「学内でテレ東キャラクター『ナナナ』のコラボカフェ&学生から直接改善案を募集するイベント開催」といった提案が次々と行われました。
プレゼンテーションの中には、「MBTI」の流行を踏まえた「オススメ番組提案フローチャート」という発想や、教員や学生が具体的にどのような動画コンテンツを求めているかという具体的な調査結果、さらには「長押し倍速再生」といった若者ならではの視聴行動や流行のグルメについてなど、学生だからこそのリアルな声も多数。

テレビ東京社員からは「(調査結果やプレゼンに)自分たちにはなかなか知ることのできない情報がたくさん詰まっている」と驚きの声があがり、質疑応答でも活発な意見交換が行われました。

学生たちの意見に驚くテレビ東京社員の皆様(手前)

また、発表会終了後には、「自分たちにない視点で大学生の行動を分析できていて、発見が多かった」「改善のステップがしっかりとあり、納得感があった」との嬉しい感想も。

八塩ゼミでは今後、テレビ東京側と実現性のある・具体化できそうなアイデアを協議し、秋学期からの企画実施に向けて動き出す予定です。