Academic Life & Research
教育・研究
スポーツ健康コースの学生が(公財)日本サッカー協会と連携して障がい者サッカーを体験
2025.06.24
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
5/24(土)、人間科学部科目「運動・スポーツ指導の実践」(長谷川望准教授)にて、公益財団法人日本サッカー協会との連携で特別講義を実施。
スポーツ・健康コースの学生18名が障がい者サッカーを体験しながら学びを深めました。

「運動・スポーツ指導の実践」では、様々なライフステージや特性(子ども~老年、女性、障がい者、疾患者など)に応じた運動・スポーツに対する支援について学びます。
特別講義の当日は、ゲスト講師に稲葉政行氏(聖坂支援学校教諭/日本知的障がい者サッカー連盟女子委員長)を招聘。

講義、グループワークを通して障がい理解や共生社会、スポーツの価値等について考え、実技を通してそれぞれの特性に応じた効果的なコミュニケーションの方法や安全面を考慮したスポーツの指導法を学び、混ざり合うスポーツの楽しさを体験しました。

その後、授業の場は体育館へ。
アンプティサッカー(切断障害)、ブラインドサッカー(視覚障害)、デフサッカー(聴覚障害)という3種類のサッカーを中心に取り上げ、サッカー経験の有無に関わらず参加できるよう工夫された鬼ごっこや、ドリブルゲームなどを体験しました。

クラッチ(歩行を補助する杖)を装着してプレーするアンプティサッカーの体験
参加した学生からは、「今回の講義で障がい者サッカーについてもっと知りたくなった」「障がい者のことがわかったので、これから指導者になるときに活かしていきたい」などの感想が。
学生にとって良い学びの機会になったことが伺えました。