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教育・研究

英語教育

ICP3年生が長期留学の学びや体験を英語でプレゼン ICP帰国者報告会開催

ICP

2025.11.15

9/18(木)、2024年度秋学期から2025年度春学期までアメリカの大学に留学をしていたICP(国際キャリアプログラム)3年生による「2025年度ICP帰国者報告会」を実施。
アメリカ・テネシー工科大学での学部留学に挑戦したグローバル・コミュニケーション学部の学生3名が登壇し、現地での学びや成長について発表しました。

テネシー工科大学で半年は英語集中プログラム、半年は学部授業を履修した小澤晴海さんはビデオメッセージで参加。

小澤さんのスライド(グローバル・コミュニケーション学科3年)一番手前が小澤さん

大学の授業では文法やライティング、リスニングを中心に学び、映画鑑賞やプレゼンテーションなど実践的な活動にも取り組みました。
多国籍の学生と交流する中で、以前と比べて自分の意見が言える力がついたと感じているそうです。
「英語だけでなく、時間管理や問題解決力が身につき自信となりました。将来は外国人観光客に日本文化を紹介できるような仕事がしたいです」と語りました。

鶴岡媛月さんも、半年は英語集中プログラム、半年は学部授業を履修し、授業ではディスカッションやプレゼンテーションにも挑戦。

鶴岡媛月さん(グローバル・コミュニケーション学科3年)

学内イベントや文化交流にも積極的に参加し、ホストファミリーとの交流も深めました。
「毎日英語で話すうちに、少しずつ自信がついてきました。友人と文化の違いを語り合う時間が本当に楽しかったです」と語り、異文化理解の大切さを実感した様子でした。

山口拓海さんは、1年間学部の科目を履修し、演劇やコミュニケーション学など幅広い授業を受講しました。
英語での発表やディスカッションを重ね、主体的に意見を述べる力を磨いたそうです。

山口拓海さん(英語コミュニケーション学科3年)

休日には、現地で知り合ったアメリカ人家庭に招かれて感謝祭を共に過ごし、また、冬休みにはロサンゼルスやニューヨークなどを一人旅し、行動力と自立心を大きく育てたといいます。
「現地の教会やコミュニティ活動に参加して、多様な人との出会いからたくさんのことを学びました。留学では『自分から動くこと』が一番大事だと思います」と語りました。

全ての発表が終わった後の質疑応答では、聴衆から「帰国後にカルチャーショックはあったか」「留学中に大変だったことは」などの質問が寄せられました。
学生たちは「文化の違いに戸惑うこともあったが、すべてが学びだった」と振り返り、留学を通じて得た自信と成長を実感している様子でした。

最後にダニエル・パピア教授から、メッセージが贈られました。
「全員、とてもよく整理されたプレゼンテーションでした。どのような目標を持って留学をしたのか、その目標のためにどのような努力をしたのか。アメリカで直面した課題をどのように克服したのか。これらの経験を、将来ぜひ有効に活用してもらいたいと思います」
ICP3年生は秋学期から各学科の専門科目やゼミを履修し、英語での卒業論文執筆に向けた準備をスタートします。