Academic Life & Research
教育・研究
ダーツ普及の“壁”を分析して施策を提案。安藤ゼミ×ダーツライブ産学連携PBL最終報告会
2026.01.29
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
1/19(月)、現代経営学部「新商品開発・デザインゼミ」(安藤拓生准教授)が株式会社ダーツライブの方々を招き、TOGAKU SHOWCASEにて産学連携PBLの最終プレゼンテーションを行いました。

今年度の安藤ゼミでは、「ダーツをしない人が感じる壁とは何か」という問いをテーマにPBLを実施。
春学期には実際にダーツ機器をお借りして大学に設置、ゼミ生だけでなく周りの学生・教職員など「ダーツをしない人」が気軽に体験できる環境を用意し、秋学期からは具体的な施策提案に向けて各チームが研究を深めてきました。
詳しくはこちら
「デザイン思考」でダーツの未来を考える。現代経営学部×(株)ダーツライブ産学連携プロジェクト(リンク)

最終プレゼンテーションでは、ゲストとして(株)ダーツライブよりサービス事業本部・長嶋宣幸氏ら3名を招き、全4チームが研究成果を発表しました。

ダーツライブ長嶋氏
安藤ゼミでは、ダーツ人口の拡大や継続に関わる「ダーツをしない人が感じる壁」として、ダーツをする場所/人/ダーツ自体の“イメージ”の向上を仮説として設定。
各チームがさらに具体的な仮説を立てて研究を行い、解決策を提案しました。

最初に発表したチームは、新規層へのアプローチとして“ゲーム性”という視点から仮説を立て、人気の高いスマホアプリゲームとの比較検討などを交えて「チーム戦によるマルチゲーム」を提案。

次のチームは、継続プレイにつながらないという層がいるという課題に焦点を当て、自分たちが普段遊んでいるテレビゲームから着想した「ダーツフォーム最適化サービス」を提案しました。

後半2チームはどちらも「ダーツのイメージを変える」要素として「設置場所」に関する施策を提案。

3チーム目は、ダーツバーの“暗い”イメージを払しょくする“明るい”場所の例としてショッピングモールを挙げ、4チーム目はスキマ時間の多い「コインランドリー」への設置についてプレゼンテーションを行いました。

特に4チーム目は実際に浅草のコインランドリーを視察し、顧客層や行動、設置スペース等を分析した上で、洗濯乾燥時間の暇つぶしとして気軽にダーツに触れてもらい、普及のきっかけとする戦略を提案。
このアイデアはゲストの皆様にも響いたようで、管理者なしで運用する際の安全対策という新たな課題や通信制プレイの導入アイデアについてなどの活発な意見交換が行われました。


学生のアイデアにアドバイスを贈る(株)ダーツライブの皆様
今回のPBLは学生たちにとって日常にある気づきをアイデアにつなげる経験を積む機会となった一方で、企業視点での鋭い講評を受けて「ただ『やりたい』というだけでなく、ビジネス的な観点で考える必要を痛感した」との感想も。
実践を通じて、新ビジネスのデザインに必要なプロセスや知見を得る好機となりました。