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ムスリム視点で見る各国の生活や文化。インターンのAlaaがゲスト参加した中村(知)ゼミPBL

PBL,グロコミ

2026.08.03

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

グローバル・コミュニケーション学部の「フィールド文化研究ゼミ」(中村知子専任講師)では、ゼミ生自身がテーマを決め、文化人類学の視点で研究するPBLに取り組んでいます。
今年のテーマは「ムスリム(イスラム教徒)」について。
6/29(月)、本学の国際交流センターでインターンとして活躍中のAlaaをゲストに招き、イスラム教の基礎知識と、ムスリム(イスラム教徒)の生活、イギリス・日本におけるムスリムがどのように暮らし、どのような課題を抱えているかといったテーマでヒアリングを行いました。

6/29(月)のゼミは、まずAlaaによる自己紹介と、イスラム教についての説明からスタート。

5Pillars(イスラム教の5つの柱)や5Prayer(Salah:礼拝の種類・時間など)、Halal(豚肉やアルコールの禁止など食に関するルール)、Ramadan(断食のルール)、イスラム教で「良い」とされる特性についてなど、基礎的な情報について説明してもらいました。

クイズ形式による振り返りも交えて知識を深めた後は、「ムスリムは世界各地で生活しており、『ムスリム文化(イスラム教文化)』とひとくくりにすることはできない」という話から、ムスリム視点で見る各国の話題へ。

Alaaの暮らすイギリスと日本の生活文化について、自身の経験・感覚を踏まえながら説明してもらいました。

イギリスはイスラム教が国内で2番目に多い宗教で、約4万人のムスリムが暮らしていることから、日本と比べてモスクや学校内の礼拝スペースなどの環境が整備されており、ハラール食品も手に入りやすく、ラマダン(断食)についても理解が得られやすいそう。
一方で、ムスリム人口が少ない日本のポジティブな側面として、イギリスと比べて「Negative stereotypes(否定的な固定観念)」が少なく、たくさんの友人ができた、という話もありました。

ゼミ生との質疑応答では、日本に来ようと思った理由や来日後のカルチャーショックといったAlaa自身の経験に関する質問から、「時間通りに礼拝ができない場合の対処」「アルコール消毒は使用してもよいのか」「豚肉をうっかり食べた場合は」「派手なメイク(化粧)への印象」といった生活習慣に関する疑問まで、英語力をフル活用してコミュニケーション。
AI翻訳も活用しながら、活発な会話が交わされました。

ちなみに、アルコールについては飲酒で「酔っぱらう」ことが良くないとされているだけで、手指消毒や医療現場では普通に使われているとのことです。

同ゼミでは今後、都内のモスク見学も予定。
ムスリムの生活と各国・地域における文化について、それぞれの視点から研究を深める予定です。