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AIを使いこなし、学生の手で校歌・応援歌を。創立100周年記念プロジェクト最終発表会

PBL,グロコミ

2026.09.01

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

7/8(水)・15(水)、グローバル・コミュニケーション学部の「メディア・クリエイティブコミュニケーション入門(松井英光教授、門田実准教授)」で春学期を通して取り組んできた「大学校歌or応援歌PV」制作プロジェクトの最終発表会が行われました。

同科目でのPBLは、創立100周年を迎える本学の新しい校歌・応援歌を学生自身の手で生み出そうという企画です。
学生たちは14チームに分かれ、プロデューサー、ディレクター、カメラマン、編集と役割を分担。
授業ではテレビ朝日出身の松井教授から撮影・編集の基礎を学び、門田准教授からは生成AIのクリエイティブ活用について学びつつ、作詞・作曲からミュージックビデオの制作までを手がけてきました。

松井教授(左)による「編集・カット割り」の実践授業

7/8(水)には前半7チームが発表。
前回の中間発表で受けた指摘を踏まえ、歌詞テロップの追加や映像の差し替えなど、それぞれが作品をブラッシュアップして臨みました。

発表直前までブラッシュアップを続けるチームも

7/15(水)には、後半の7チームが登壇。

完成した楽曲は実にバラエティ豊か。
部活の応援歌をテーマにしたチーム、メッセージ性の強いラップを交えたダンスナンバー、100周年の歴史を見守ってきた校舎にフォーカスした一曲、キャンパスの日常を軽快に描いたJ-POP風の楽曲、「エレベーターも食堂も大混雑」という学生のリアルな本音から始まり前向きに転じていくストーリー仕立ての作品、さらには演歌調で本郷の街並みを歌い上げる意欲作まで、各チームがまったく異なるアプローチで個性を競い合いました。

演歌調の作品も

PVも、歌詞の世界観に合わせた動画や写真を自分たちで撮影・編集したチーム、AIをフル活用してクオリティの高いムービーを創ったチーム、歌詞を伝えるためのテロップにこだわったチームなど、どのチームにも創意工夫が見られました。

それぞれのチームの発表後には、教員から具体的な講評が寄せられました。「静止画よりも動画を、そして人が映ることで大学のエネルギーが伝わる」「音楽のテンポと映像のカット割りを合わせると完成度が大きく上がる」といった映像制作の技術的なアドバイスに加え、「AIに100%任せきりにするとクオリティは上がらない。AIはあくまで補佐として、対話しながらつくることでより良いものができる」という、AI時代のものづくりの本質に触れる指摘も。学生たちは熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。

教授陣からの講評に聞き入る学生

辻中学長も特別参加

全体講評では、「半年でここまでできるとは思わなかった」「演歌からJ-POPまで、楽しみながら力を合わせて取り組む姿が印象的だった」と、教員から驚きと称賛の声が上がりました。オープンキャンパスでの上映など、完成した作品を実際に活用していく可能性も語られています。

最終講義では学生の投票と教員の採点による順位が発表され、演歌をテーマに制作したチームが優勝しました。学生たちの手から生まれた歌が、100周年を迎える大学にどのように響いていくのか。今後の展開にご注目ください。