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[現代経営研究会]大手リース会社が目指す未来とは? 芙蓉総合リース株式会社代表取締役社長・辻田氏による第3回講演を開催

現代経営,大学院

2020.11.24

11/11(水)、「現代経営研究会」の第3回講演をZoomウェビナーで開催しました。
今回の講師は、芙蓉総合リース株式会社 代表取締役社長の辻田泰徳氏。
「リースのその先へ ――芙蓉リースの挑戦」というテーマでお話いただきました。

芙蓉総合リース株式会社 代表取締役社長の辻田泰徳氏

不動産から航空機、自動車、PCまで、幅広くリースを行っている芙蓉総合リース株式会社。
昨今、廃プラスチックなどの廃棄物が社会問題となる中、同社ではリース期間を終えた「中古品」の再活用にも尽力しています。
「リース会社は3R(リデュース、リユース、リサイクル)の中心的役割を果たすべき」と辻田氏。
企業収益を追い求めるだけでなく、社会全体のサーキュラーエコノミー(循環型経済)にも目を向け、さまざまな取り組みを行っていることを解説いただきました。

 

リース契約が満了した中古品の再活用方法を紹介

同社はリース会社という枠を超え、太陽光発電やアグリビジネスなどの新規事業にも積極的にチャレンジしています。
その根底には、CSVやSDGsの発想も。「企業活動を継続・発展させ、事業を通じて社会的課題を解決することが、サステナブルな社会の実現にもつながる」と辻田氏。
企業のブランドスローガン「前例のない場所へ。」を合言葉に、広い視野を持って挑戦し、柔軟に進化し続ける姿についてお話いただきました。

社会的課題の解決に役立つ新規事業にもチャレンジ

 

辻田氏からは最後に、「企業も人間も、諦めたら老化が始まる。成長し続けるためのキーワードは、チャレンジであり、チャレンジする勇気です」との熱いメッセージをいただきました。
また、講演後には受講者からの質問にも丁寧にお答えただき、充実した90分となりました。

次回の現代経営研究会は11/25(水)に開催。株式会社ジャパンタイムズ 代表取締役会長兼社長の末松弥奈子氏を迎え、「創刊123年を迎えた、英字新聞The Japan Timesのチャレンジ」というテーマで講演いただきます。

詳細・受講のお申込み(事前登録制)は以下リンク先にてご確認ください。

https://www.tyg.jp/koukaikouza/business/index.html