Academic Life & Research
教育・研究
人間科学
公認心理師課程、初の心理実習に向けた事前学習に4年生が参加
2021.05.11
人間科学部では、2018年度から全国で始まった心理専門職初の国家資格「公認心理師」の養成カリキュラムに対応しています。
同カリキュラムの第一期生となる今年度の4年生は、いよいよこの春学期から同資格取得に必要となる「心理実習」がスタート。
本学では、人間科学部の幅広い専門領域と都心という立地を活かし、学部段階で重点5領域(医療・教育・産業・福祉・司法)全ての実習を実施予定です。
4/30(金)に行われた事前学習では、公認心理師・臨床心理士として児童養護施設で活動している塩谷隼平教授、母子支援施設で活動している麻田萌助教ら、現場を良く知る心理専門職の教員が各施設の特徴や実習の内容を紹介しました。

塩谷隼平教授(右)と麻田助教(画面左上)、心理実習に参加予定の学生たち
緊急事態宣言下ということで、事前学習はオンラインで実施。
塩谷教授が4月に設置されたオンライン配信室から講義をライブ配信し、他の教員や学生はTeams経由でディスカッションや発言をするという同時双方向授業を行いました。
他県に住む学生も都内在住の学生と同様に授業に参加できるというオンラインならではのメリットも充分に活かしつつ、各学生が積極的に発言しながら心理に関する支援が必要な人へのアプローチを現場で見学・体感しながら学ぶための準備を行っていました。
心理実習は6月から各施設でスタート予定。
11月には参加学生による成果報告会を行う予定です。