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グロコミ
コロナ禍から持続可能な脱炭素社会への移行を考えるグロコミ学科「専門基礎演習」特別講義
2021.07.08
7/5(月)、グローバル・コミュニケーション学科2年次科目「専門基礎演習」(古屋力教授)にて、京都大学名誉教授で公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)シニアフェローの松下和夫氏をゲスト講師として招聘。
「気候危機とコロナ禍~持続可能な発展から考える~」というテーマで、コロナ禍から持続可能な脱炭素社会への移行と「緑の復興」を踏まえた経済復興策の必要性についての講義が行われました。


松下氏(右)と古屋教授(左)
講義では、新型コロナウイルス感染症と気候危機という人類の生存に関わる問題へのアプローチとして、「緑の復興」と「脱炭素社会への移行」を目指す取り組みについて解説。
4月に菅首相が2030年までの温室効果ガス削減目標強化を表明したことを踏まえ、日本における温室効果ガス削減の現状と2050年のカーボンニュートラル実現に向けた中長期的目標を紹介いただいたほか、持続可能な社会とコロナ禍不況からの脱却を両立させるための環境政策と経済成長政策について、国内外の最新情報を交えながらご講演いただきました。

SDGsやコロナ禍からの経済復興に対する学生たちの興味や意識が高まっているタイミングということもあり、講義後には活発な質疑応答が行われました。