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児童英語教育ゼミが国際NGO iEARNのグローバル・エキシビションに参加、子どもたちの英語学習・国際協働学習を支援

英コミ

2021.07.12

英語コミュニケーション学科「児童英語教育ゼミ」(坂本ひとみ教授)の3年生が、東京2020オリンピック・パラリンピックをテーマとする、日本発iEARN(アイアーン)TOPA (The Olympics & Paralympics in Action) Projectのグローバル・エキシビションに参加。英語で小学校への支援活動の紹介や、中高生発表の司会を務めるなど活躍しました。

福島県須賀川市立白方小学校とのオンライン授業

iEARNは世界140カ国・地域の学生、教育者が参加し、2020年1月の世界経済フォーラムで「未来の学校:第4次産業革命のための新しい教育モデル」の1つとして選ばれたバーチャルな多文化交流を通じた学習者のグローバルコミュニティです。

今回のイベントには、坂本ゼミをはじめ、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、モロッコ、ネパール、ポルトガル、ロシア、セネガル、台湾、日本の11の国・地域から約50名の教員と中高生が参加しました。

NPO法人JEARN公式ホームページより

坂本ゼミの学生たちは、JEARN Tokyo Youthとして、2019年から福島県須賀川市立白方小学校(鹿又悟教諭)のiEARN活動をサポートしており、同小学校での活動風景や子どもたちが作ったビデオレターについて紹介。
また、「児童英語教育指導法」の授業を通して、大田区立馬込小学校土曜英語教室の活動をサポートした様子を英語で紹介しました。

坂本ゼミの発表

今回のグローバル・エキシビションは日本時間の夜に開催されたため、白方小学校の子どもたちはビデオレターでの参加となりました。
坂本ゼミの学生たちは、オリンピックの会場となっている福島の野球場について子どもたちにアドバイスしたり、英語の音声を録音・送付して発音についての指導を行ったり、オンラインで子どもたちのリハーサルを見て、さらによくするためのアドバイスを行ったりと、ビデオレター作りをサポート。
また、馬込小では、土曜英語教室で使用する教材として子どもたちが楽しみながら英語に触れられるオリンピッククイズを音声付パワーポイントで作成するなどの活動を行っており、今回のグローバル・エキシビションは、それらの活動を世界に向けて発信する好機となりました。
さらに、オリンピック・パラリンピックを通じて世界の子どもたちが交流し、国際協働学習を行う様子を肌で感じながら、学習支援についての学びを深めていました。

同イベントは、本学で「児童英語教育指導法」を担当し、iEARNの日本センターである特定非営利活動法人グローバルプロジェクト推進機構JEARN(ジェイアーン)の理事を務める滝沢麻由美講師が、このプロジェクトのファシリテーターとして参加を働きかけたオンラインエキシビション。
坂本ひとみ教授もメンバーとして参加し、6月のジェイアーン年次報告会では基調講演をおこなっています。
基調講演の模様はこちら

また、イベントの詳しい模様も同ホームページで紹介されています。
NPO法人JEARN公式ホームページ