Academic Life & Research
教育・研究
対面での実習は1年ぶり!ヒューマンアカデミー日本語学校(東京校)での日本語教育実習
2022.03.24
グローバル・コミュニケーション学部の「日本語教員養成課程」履修学生を対象とした日本語教育実習を2/3(木)~2/9(水)までの5日間(土日除く)実施。
今回も東京・高田馬場にあるヒューマンアカデミー日本語学校(東京校)にご協力いただき、3年生6名が参加しました。

グロコミ学部3年生による「授業実践」の様子
日本語教育実習は毎年夏休み・春休みに開催されていますが、コロナ禍の影響により2021年の2月と8月はオンラインでの授業実践となりました。
今回は約1年ぶりとなる対面での実施ということで、実習生たちは感染防止に努めながら実際の授業を見学し、中国やベトナムなどから来日している日本語学習者の方々と直接交流。
そのうえで、他大学の実習生と共に綿密な授業計画を立て、最終日に40分間の授業実践を行いました。

授業実践で学習者の発表を見守る本学の実習生(左)
授業前に学習者へ積極的に声をかけたり、学習者の発表を優しく見守り適切なコメントをしたり、質問に対して丁寧に答えたりと、これまでの学びを生かしながら授業実践に臨んだ実習生たち。
2週間後に開催された成果発表会では、実習の成果や今後の課題について、ヒューマンアカデミー日本語学校(東京校)の先生方へプレゼンテーションを行いました。

授業実践で学習者の質問に答える本学の実習生
実習生からは、「授業に笑いを取り入れようと工夫をした」「学習者の皆さんにもっと適切な声かけをしてあげられればよかった」「難しい言葉をどのようにわかりやすく伝えたらよいのか、もっと勉強したいと思った」と、成長を感じさせる声が。
実習を通して、日本語教育の現場を知ると同時に、適切で心地よいコミュニケーションをとるためにどのような工夫が必要なのかという点に気づくことができたようです。
指導を担当したグローバル・コミュニケーション学部の山本博子准教授のコメント:
日本語教育実習で学んだことを生かして、ゼミでの勉強や就職活動等にさらに元気に取り組んでいってほしいと思います。大学を卒業し社会に出てからも、日本語を学ぶ方達と出会う機会があるでしょう。そのような方達に寄り添い、支える存在になってほしいと思います。