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教育・研究
都内の児童養護施設や母子生活支援施設へ!公認心理師課程3期生の「心理実習」がスタート
2023.06.13
人間科学部では、国家資格「公認心理師」を目指す学生に向けた公認心理師課程を設置しています。
今年も同課程の必修科目である「心理実習」が始まり、5/30(火)には、4年生12名が、塩谷隼平教授と森裕子助教の引率で、都内の児童養護施設等の見学実習を行いました。

児童養護施設「こどものうち八栄寮」の見学実習で、施設の主任から説明を受ける学生たち
本学の「心理実習」は、都心という立地と教員陣の幅広いネットワークを生かし、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の主要5分野すべての現場で学外実習できることが特徴です。
4年生は4~5月にかけて各分野の事前学習を実施。
5/30(火)には、福祉分野の実習として、社会福祉法人同胞援護婦人連盟が運営する児童養護施設「こどものうち八栄寮」、母子生活支援施設「リフレここのえ」、地域の子育て支援や学習支援を行う「オリーブみらい」を訪問しました。

「こどものうち八栄寮」内にある、心理療法(音楽療法)で使用する部屋の見学
児童養護施設「こどものうち八栄寮」では、人間科学部の卒業生も児童指導員として働いており、子どもの支援が行われる現場の空気を感じ取ることができました。
母子生活支援施設「リフレここのえ」でも実際に母子が生活する部屋などを見学することで体験的に多くのことを学ぶことができました。

「こどものうち八栄寮」でおこなっている子育て短期支援事業(ショートステイ事業)についてファミリーソーシャルワーカーから説明を受ける

「リフレここのえ」のホールで施設長から説明をうける学生たち

「オリーブみらい」の塾長(左)と学生たち。手前のテーブルの絵は塾生によって描かれたオリーブの木
心理実習は秋まで続き、さまざまな外部機関を訪れます。
現場での実習および事後学習を経て、年度末には成果報告会が開催される予定です。