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産学連携で大学生向け戦略を提案!東京ドームシティ アトラクションズ×八塩ゼミ中間報告会

産官学連携,現代経営

2023.07.31

7/24(月)、現代経営学部「マーケティングとメディア研究ゼミ」(八塩圭子教授)は、「東京ドームシティ アトラクションズ」などを運営する株式会社東京ドームとの産学連携プロジェクトの中間報告会を実施。
(株)東京ドーム アミューズメント部の川崎幸一朗氏と松山真理子氏を本学にお迎えしてプレゼンテーションを行いました。

5月からスタートした同プロジェクトは、「東京ドームシティ アトラクションズ」(以下、TDCA)を焦点とし、「大学生の来場促進につながるイベント、キャンペーン、プロモーションの提案」が目標。
今年11月中旬から12月下旬のイルミネーションやクリスマスキャンペーンの期間での実施を目指しています。

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常設アトラクションを活用した「ワンダードロップチャレンジ」/チームTYGA

中間発表会では、八塩ゼミの4チームが、それぞれの考案した企画をプレゼンテーション。
八塩ゼミでは事前に、東洋学園大学と文京学院大学の大学生計148人を対象に、大学生のTDCAの利用頻度や認知度についてアンケート調査を実施しており、各チームともその結果を分析、引用しながら、企画の説明を行いました。
なかにはゼミの合同調査以外にも独自にアンケート調査を行ったチームもあり、このプロジェクトに対するゼミ生の真摯な姿勢が見て取れました。

YouTuberとコラボした「冬のデートプラン対決」動画/チーム ワンダードルフィン

各提案は、4チームそれぞれが違った観点からの独創的な企画となり、プレゼンテーションも熱の籠ったものになりました。

「友達同士での来場者」をターゲットに、寒い冬に敢えてびしょ濡れになる常設アトラクションを楽しんでもらうSNS連動型企画や、大学生に人気のYouTuberとコラボレーションした「冬のデートプラン対決」動画を拡散する企画、イルミネーションとショートムービーを連携させたナイトシネマプロジェクト、世界のクリスマスを屋台風に体験できるイベント企画など、大学生ならではの様々な視点からの企画が提案されました。

イルミネーションと連携したナイトシネマプロジェクト/チーム ムービー

各チームのプレゼンテーション後には、(株)東京ドームの川崎氏と松山氏との質疑応答も行われ、率直な感想や今後の検討のポイントなどについてコメントをいただきました。

世界のクリスマスを屋台風に体験できるイベント/チーム Sky A

(株)東京ドームのお二人からは、中間発表の総評として、「プレゼンテーションを聞いて、一生懸命取り組んでくれているのが伝わった。各班の企画の良いところ取りなども検討していきたい。」(松山氏)、「どれも良く練られていて、実現の可能性がある企画だと感じる。持ち帰って検討したい。」とご評価いただきました。

担当の八塩教授は、「ターゲット層の大学生であることを強みにした、実感のこもった提案になったと思います。何度も資料の修正とリハーサルをした甲斐がありました」とコメントしています。