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教育・研究
東京ドームシティ アトラクションズ×八塩ゼミ産学連携プロジェクト、学生の企画案が実現に向け前進!
2023.10.20
10/9(月)、現代経営学部「マーケティングとメディア研究ゼミ」(八塩圭子教授)は、「東京ドームシティ アトラクションズ」などを運営する株式会社東京ドームとの産学連携プロジェクトにおいて、クリスマス、バレンタインシーズンの実施を想定した具体的な企画の提案会を開催。
同会では、7月に実施したコンセプト提案の中間発表後に東京ドーム側から頂いたフィードバックに応えるべく、学生たちがブラッシュアップした企画を提案しました。

当日は先方オフィスにお邪魔して、アミューズメント部の川崎幸一朗氏と松山真理子氏のほか、興行企画部嶋本憲弥氏、櫛木泰良氏にも参加いただきプレゼンテーションを実施。
当初は「東京ドームシティ アトラクションズ」(以下、TDCA)を舞台とした企画を考えるプロジェクトでしたが、中間発表において学生の提案が「幅広い可能性がある」と評価され、東京ドームシティ全体のイベントを管轄する部署にも参画いただき、実施に向けて本格的に検討を進めることとなりました。
提案会では中間発表会を経て再編成された3チームが、それぞれの考案した企画をプレゼンテーション。

「TDCAの来場者を増やすためのSNS戦略」/チームワンダードルフィン+チームTYGA合同
最初の発表は「TDCAの来場者を増やすためのSNS戦略」。
SNSで宣伝動画・画像を作成し公開、加えて人気YouTuberとのコラボ動画を拡散するというもので、公式キャラクターを活用した動画案や音を頼りにアトラクションを当てる動画案のほか、コラボ相手としてのYouTuber候補も具体的に提案しました。
認知度、話題性アップのほか、SNSのフォロワー数やエンゲージメントを高める効果もあると訴求しました。

「大学生に立ち寄ってもらえるイベントの提案」チーム
次の発表は「大学生に立ち寄ってもらえるイベント」というテーマで、クリスマス、バレンタイン、卒業、それぞれのシーズンの平日夜に大学生に立ち寄ってもらう戦略を提案しました。
具体的には、常設アトラクションの観覧車でショートムービーを上映し、映画と窓から見えるイルミネーションの両方同時に楽しんでもらう、という内容。
実現性を高めるためにショートフィルム映画祭の運営会社に予算感や条件をヒアリングし、運用方法まで詳細に提案しました。

「クリスマスシーズンに大学生の来場客数を増やすための提案」/チームSKY A
最後の発表は、「クリスマスシーズンに大学生の来場客数を増やすための提案」。
お笑い芸人とコラボし、世界のクリスマス&サンタクロースをテーマにスタンプラリーを行う、という内容で、学生たちは海外のサンタクロースに関するリサーチ資料を準備し、そのサンタクロースの配置案やスタンプラリーへの集客方法なども具体的に提案しました。

学生の発表に聞き入る東京ドームの皆様
各チームのプレゼン後には、(株)東京ドームの皆様から実施を前提としたより具体的な質疑応答も行われた他、学生のこれまでの労をねぎらい、引き続き企画の実施に向けて検討を進めていく旨のコメントをいただきました。