Academic Life & Research
教育・研究
学生が「クライアント」の立場で企業の提案を精査!安藤ゼミ×FIREBUGの連携プロジェクト
2023.12.12
11/13(月)、現代経営学部「新商品開発・デザインゼミ」(安藤拓生准教授)による「東洋学園大学の認知度向上」を目的とした企業との連携プロジェクトの提案会を実施。
株式会社FIREBUGの堀翔子氏、橋口慶氏、井出大貴氏、同社がキャスティングしたショートムービークリエイターのほのぴす氏が来学し、ゼミ生たちが事前にブリーフィングした「東洋学園大学が抱える課題」への解決策提案とディスカッションが行われました。

ほのぴす氏(前列中央)、FIREBUGメンバー(後列右)と安藤准教授(後列左)、安藤ゼミの学生たち
<安藤ゼミのこれまでの活動はこちら>
学生が「クライアント」の立場で企業とコラボ!安藤ゼミ×FIREBUGのプロジェクト連携がスタート
大学の課題を解決するアイデアを得るために。安藤ゼミ×FIREBUGでブリーフィングを実施
11/13(月)は、まず(株)FIREBUG・ほのぴす氏の提案からスタートしました。
5月の学生によるブリーフィングで、課題は「東洋学園大学の認知度の低さ」と設定。
(株)FIREBUGは課題解決を担当するクリエイターとして、SNSでZ世代からの支持が厚く、企業タイアップやセミナーを行うビジネス戦略の視点も兼ね備えるほのぴす氏を起用しました。

ほのぴす氏
提案のゴールは「2026年の100周年に向けて、選ばれる大学になること」に。
ほのぴす氏の発信力や人気を活用した高校生及びその親世代の認知度向上を図る具体的施策があげられました。
InstagramやTikTokなど、各SNS媒体の特徴を踏まえた施策やTVCM・ウェブCMの影響力の強さを利用した施策の提案を受け、メモを取りながら真剣に検討する学生たちの姿が見られました。

(株)FIREBUGとほのぴす氏による施策
(株)FIREBUGとほのぴす氏、本学の広報担当者を交えたディスカッションでは、提案された内容に対して「大学の認知度を上げるための施策として有効なのか?」という視点での質問や、各SNS媒体の発信内容の違いの確認、ほのぴす氏自身が大学選びをしたときの実体験をお話しいただくなど、活発な意見交換が行われました。


学生たちが自分の大学選びを振り返って意見する場面も
今回、企業へのミッション提示のための現状分析、ブリーフィング、企業から提案された施策の検討、ターゲット世代に影響力を持つタレントとのディスカッションを通じて、「クライアント(顧客)」の立場からビジネスの流れを体感した学生たち。
実際に社会で活躍する企業の方からの提案・ディスカッションを通して、企画を精査する難しさを学ぶ貴重な機会となりました。
指導にあたった安藤准教授のコメント:
「今回初めての試みとして、学生たちはクライアントの立場からブリーフィングを行いました。自分たちが仕事を発注する側となって大学の課題を整理し、提案を受け、解決案を吟味するプロセスを体験することは、新しい学びにつながりました」