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空港で旅客を安全に案内するには。東京国際空港で「ツアーコンダクター」資格の実務研修開催報告

キャリア

2024.02.16

東洋学園大学では、キャリア支援の一環として観光ビジネス系の資格取得講座を開催し、受講を推奨しています。
2024年2月、「国内旅程管理主任者」(ツアーコンダクター)資格取得講座および実務研修を3日間の日程で実施しました。

2/1(木)・2(金)、本学でツアーコンダクター資格取得のための講義と検定試験を行い、受講した学生9名が全員高得点で合格。
2/4(日)には、昨年度試験ですでに合格していた学生4名も参加し、13名の学生がツアーコンダクターの実務研修に参加しました。

今回の実務研修は、ツアーコンダクター資格試験合格後に受けることで、研修参加者は旅行業界での就職を目指す際に「国内旅程管理主任者(添乗経験済)」と履歴書に記載することが可能。
さらに、旅行会社等への就職後には、日本国内の添乗業務を行うことができます。

2/4(日)の実務研修は、東京国際空港の3つのターミナルで実施。
3つのグループに分かれ、ターミナルごとに誘導役や観光客役といった役割を決め、ツアーコンダクターの仕事を体験しました。

第2ターミナルデッキで講師から説明を受ける参加学生

講師から搭乗手続きや手荷物の機内持ち込みなど飛行機を利用するときに注意する点、空港におけるツアーコンダクターの業務や、人の多い場所で旅程を遂行するための観光客への声掛け・安全配慮など細かく指導を受けました。

研修中はツアーコンダクターと旅客の立場を交互に体験

第3ターミナルでは国際線の搭乗手続きが国内線のカウンターと違った様子を確認

さらに、参加学生たちはお客様への挨拶や移動時の注意を学んだほか、移動ではぐれないようにする目配りや人数確認、締めの挨拶などを体験しました。

講師のレクチャーのもとツアー客に搭乗の案内を読み上げるグロコミ学部1年の小澤さん

東京国際空港第3ターミナルにて

3つのターミナルを一日かけて隅々まで歩き、実務研修は終了。
研修後には、「空港で働くことに関心があるので役立った」「今までとは違う視点で見ることができた」といった感想が聞かれました。

観光スポット「はねだ日本橋」にて集合写真