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松井ゼミでテレビ朝日プロデューサー内山聖子氏がドラマの制作過程について講義

グロコミ,研究

2024.12.20

11/28(金)、グローバル・コミュニケーション学部の「メディア・コンテンツ制作技法」(松井英光教授)にて、ドラマの制作過程研究 をテーマに授業を実施。株式会社テレビ朝日ドラマエグゼクティブプロデューサーの内山聖子氏を特別ゲスト講師として招聘し、ドラマの作り方について講義いただきました。

内山氏はテレビ朝日の大人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の生みの親で、長年プロデューサーとして活躍されています。
講義では人気ドラマ企画の作り方、撮影現場の裏話、編集から納品までの流れなどのドラマの制作過程を、ご経験をもとに詳しく説明いただきました。

内容は、テレビ朝日の歴代の人気ドラマの誕生秘話や、キャスティングやスタッフィングの苦労話、そして有名脚本家との仕事など、普段は聞くことができないお話が多く、参加した学生も熱心に講義を受けていました。また内山さんから「若い人の企画がテレビの潮流を変えることもある」、「若い感性を持っていると企画のチャンスがある」などと学生に期待する言葉もいただきました。

質疑応答では学生からの質問が相次ぎました。プロデューサーに必要な資質とスキルや、自身が取り組む映画作りでの悩みへのアドバイスを求めるもの、人気ドラマのシリーズ化する秘訣についてなど、またとない機会を生かしてお話を伺っていました。

松井教授は「内山聖子Pとは私が制作現場にいるころからの30年に及ぶ長い付き合いであり、2016年から毎年数回、東洋大学や実践女子大学の私の授業にゲスト講師で来て頂いております。ドラマ経験が皆無に近い私にとっても、聖子さんの現場の最新事情を盛り込んだ講義はいつも新鮮であり、毎年新しい発見を与えていただく良い機会になっております。学生たちも前のめりになって、目を輝かせて講義を聞き入っておりましたが、女性ドラマプロデューサーの道を切り開き、ドラマ『ドクターX』の生みの親でもある日本を代表するプロデューサーの話が、リアクションペーパーを読んでも深く刺さっておりました。」と、コメントしています。