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教育・研究
人間科学
オリジナル玩具のアイデアを探して。福田ゼミが「東京おもちゃ美術館」で学外研修
2025.06.28
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
5/24(土)、人間科学部の「発達心理学ゼミ」(福田佳織教授)が「東京おもちゃ美術館」での学外研修を実施。
今回の研修は、子どもの発達特性に適したオリジナル玩具の企画に向け、実際にさまざまな玩具に触れながら、遊び方や子どもたちの反応を観察することが目的です。

福田ゼミでは、子どもの発達特性について理解を深め、将来的に子どもやその保護者に対して適切な支援ができる人材の育成を目指しています。
ゼミ活動の一環として、子どもの発達特性を学修するために、子どもの年齢に適したオリジナル玩具の制作に取り組んでいます。

今回の研修に先立ち、学生たちはグループごとに担当する年齢層を決め、図書館でその年齢の発達特性を調査。
研修当日は、東京おもちゃ美術館のスタッフからコマやベーゴマなどの伝統的な玩具の遊び方を教わり、館内で遊ぶ子供たちの様子も観察。どのような年齢の子どもがどのような玩具に夢中になるのかを肌で感じながら、アイデアのヒントを得ました。

研修後は「年齢に合わせて、もう少しこのおもちゃを簡単にしてはどうか」といった意見も交わされるなど、今後の制作に生かせそうな気づきも多くあったようです。
学生たちは今後、学外研修での学びをもとに、各グループで選んだ年齢層に適したオリジナル玩具を作成し、発達特性との関連を踏まえたプレゼンテーションを行う予定です。
