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空港を支える「グランドハンドリング」の仕事とは?現場のプロに学ぶ3ゼミ合同ゲスト講義

PBL,グロコミ,キャリア

2026.08.04

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

7/1(水)、グローバル・コミュニケーション学部の3ゼミによる合同ゲスト講義が実施されました。

参加したのは、「英語コミュニケーション(意味と理解)ゼミ」(高尾享幸教授)、「英語コミュニケーション(社会とことば)ゼミ」(飯尾牧子教授)、「英語コミュニケーション(異文化コミュニケーション)ゼミ」(宮房寿美子准教授)の3ゼミに所属する3年生。

学生たちは6月に羽田空港にて学外研修を実施し、利用客のさまざまなニーズに対応するサービスや工夫について考察し、プレゼンテーションを行ってきました。

詳しくはこちら:羽田空港で「おもてなし」を発見! 3ゼミ合同の羽田空港PBL発表会

今回の講義では、一般社団法人空港グランドハンドリング協会の大越裕貴氏と、同協会に加盟する株式会社JALスカイ、株式会社トラジャルフレール、成田エアカーゴサービス株式会社の3社からゲストをお迎えし、「空港グランドハンドリング業務の全体像と職種別解説」をテーマにお話をうかがいました。

グランドハンドリングとは、航空機の到着から出発までの間、地上で行われる支援業務の総称です。冒頭では大越氏より、全国118社が加盟する協会の紹介とともに、業務が「運航支援」「旅客」「貨物」「ランプ」の4つの職種に分けられることが説明され、続いて各社がそれぞれの領域を担当する形で講義が進められました。

(株)JALスカイ 藤井芹奈氏(上)、横山淳氏(下)

羽田・成田両空港で業務を担う(株)JALスカイの横山淳氏、藤井芹奈氏からは、地上から飛行機の運航を支える「ステーションオペレーション」業務についてご説明いただきました。
飛行機の駐機場所を決めるスポットコントロールや、パイロットへの気象情報の伝達、機体の重量バランスを管理するロードコントロールなど、お客さまの目には触れない「縁の下の力持ち」の仕事が紹介されました。

(株)トラジャルフレールの梶山瞳氏(左)、落合菜月氏(右)

中部国際空港(セントレア)を主拠点とする(株)トラジャルフレールの梶山瞳氏、落合菜月氏からは、旅客サービスとランプ業務についてご説明いただきました。
カウンターやゲートで働くグランドスタッフに最も求められるのは決断力と判断力であること、一方でランプ業務は職人技とチームプレー、そして何度も繰り返す「確認」が安全を支えていることなど、現場ならではのリアルなエピソードが披露されました。
旅客とランプでは「向いている人が真逆」という対比に、学生たちも興味深く聞き入っていました。

成田エアカーゴサービス(株)清水健太氏

成田エアカーゴサービス(株)の清水健太氏からは、航空貨物の世界についてご説明いただきました。
航空貨物は世界の国際貨物輸送量(重量ベース)のわずか約1%ながら、金額ベースでは3〜4割を占めること、医薬品や半導体など「今すぐ必要なもの」を運ぶ“世界経済の血流”であることなどが語られ、貨物の視点から空港の重要性を学びました。

質問に答える(株)トラジャルフレールの梶山瞳氏

講義の最後には、学生や教員から質問が寄せられました。
お客さま対応の際の表情のつくり方、職場の男女比、貨物機に搭載できる貨物の量など、働くうえでのリアルな疑問に対して、ゲストが一つひとつ丁寧に答えてくださいました。

熱心にメモを取りながら講義を受ける学生

普段は立ち入ることのできない空港の裏側で働くプロフェッショナルの姿から、仕事のやりがいと多様なキャリアの可能性を学ぶ貴重な機会となりました。