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現役バーテンダーから学ぶ「感覚の言語化」!依田プレゼミのPBL

PBL,産官学連携,グロコミ

2026.08.24

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

グローバル・コミュニケーション学部2年の「専門基礎演習A」(依田悠介教授、以下依田プレゼミ)では、春学期を通して「感性」や「感覚」の言語化をテーマにしたPBLを実施中。
7/6(月)の授業では、高田馬場のクラフトジン専門バー「THE HISAKA」代表でバーテンダーの小倉広康氏をゲストに迎え、「感覚の言語化」ワークショップを行いました。

高田馬場のクラフトジン専門バー「THE HISAKA」代表、小倉広康氏

これまでの授業で、味や香りを言葉で表現するトレーニングを重ねてきた依田プレゼミ。今回は、日々お客様の感覚を読み取り、味や香りを言葉にして伝えることを仕事とするプロフェッショナル・バーテンダーの視点から、「言語化」のヒントを学びました。

講義の前半、小倉氏は「お酒のプロフェッショナル」「液体で表現する職人」「非日常空間の責任者」など、バーテンダーという仕事の多彩な側面を紹介。
「私をイメージしたカクテルをください」「イタリアっぽいものをください」「夏の終わりを感じる一杯を」など、実際にお店であった抽象的なオーダーを例に、お客様の言葉からイメージを汲み取り、素材やレシピへと変換していくプロの思考プロセスを解説しました。

続いて行われたのは、カクテルにも使われる10種類のボタニカル(ハーブやスパイスなどの素材)を使ったワークショップ。
学生たちは、あえて名前を伏せられた素材の香りを一つひとつ確かめ、感じたことを自由な言葉でワークシートに記録しました。

さらにグループワークでは、「初恋」「冬の夜空」「おばあちゃんの家」といったテーマに合わせて4種類のボタニカルを選定し、選んだ理由とともに発表。他のグループがテーマを当てるゲーム形式で、香りと言葉を行き来しながら「伝わる表現」を探りました。
質疑応答では、バーテンダーの仕事やお店の創業に関する質問も飛び出し、キャリアの視点からも学びの多い時間となりました。

小倉氏コメント:
自分たちが決めたテーマと、何も情報のない状態で香りを嗅いだ人が受け取るイメージには、どうしてもギャップがあります。言葉から香りを想像するのは本当に難しいからこそ、感覚の解像度をどんどん上げていくことが大切です。皆さんが最後まで楽しそうに取り組んでいたのがとても嬉しかったですね。日常のいろいろな香りを自由に言語化してみると、毎日がもっと楽しくなると思います。

依田教授コメント:
専門基礎演習では「推しを表現する技術をつける」を目標にして、自分自身の感覚を言語化することを目標にした授業を行ってきました。その一環として、自身の感じた味そして、自分の好きな味を発見することを授業に組み込むことにしました。今回は、味のプロとして、The HISAKAのバーテンダーの小倉氏を招聘し「味の言語化」の授業を実施していただきました。今後も、依田プレゼミでは「味と言語化」の活動を続けていく予定です。