Academic Life & Research
教育・研究
北海道情報大学 近澤ゼミが来学!野村ゼミとPBL活動を紹介し合う交流会
2026.10.29
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
9/14(月)、北海道情報大学(北海道江別市)情報メディア学部の「サービスデザイン研究室」(近澤潤講師、通称:チカラボ、以下チカラボ)の学生10名が来学。現代経営学部「現代消費研究ゼミ」(野村拓也准教授、以下野村ゼミ)と交流会を行いました。
この交流は、野村准教授と近澤講師が過去に同じ職場で教鞭を取っていたことから実現しました。
到着したチカラボの皆さんがまず向かったのは、本学の屋上。野村准教授の案内のもと、野村ゼミが育てているブドウの木やホップ、イチゴなどを見学しました。都心のビルの上で進む都市型農業の取り組みに興味を持ち、次々と質問が寄せられていました。


野村准教授の案内で屋上菜園を見学
続いて、各ゼミが現在取り組んでいるプロジェクトについてプレゼンテーションを行いました。

IL NIDO DELLA FENICEについて発表する秦さん
まずは野村ゼミから4年生の秦さんが、屋上菜園ブランド「IL NIDO DELLA FENICE(イル・ニード・デッラ・フェニーチェ)」について発表しました。発表では、ワイン用ブドウやイチゴの栽培、ローズマリーを使ったキャンドルやクラフトビール、「しのばずホッププロジェクト」など、これまでの活動を紹介しました。「文京区を、緑・農・食と深く結びついた新しい都市にする」というミッションも掲げました。

プロジェクトを紹介するチカラボの学生
続いてチカラボの発表が行われました。チカラボは、企業や自治体と連携しながら、現場が抱える課題の解決策を形にしていくプロジェクト型の学びが中心の研究室です。
飲料ブランドと連携したプロジェクトでは、学生が自動販売機のラッピングデザインを企画・提案し、市内各所に設置。また「お堅い」イメージのあるトラック販売会社とのプロジェクトでは、親しみを持ってもらおうと、公式キャラクターと特設ウェブサイトを制作。このほか、ロボットなどを製造する企業の採用支援にも取り組んでいます。
野村ゼミからは、「役割分担やメンバーのやる気の差にどう向き合っているか」という質問が出ました。チカラボでは、先生が一人ひとりと面談したうえでチーム編成と役割を決めているそうです。「社会に出たら、一緒に働く相手は選べない」という考えからだといいます。
ゼミ長の波佐尾さんは、やる気を保つ秘訣として「学びも遊びも全力で」というゼミの文化を挙げました。

グループワークの様子
発表の後は、両ゼミの学生が混ざったグループに分かれ、近澤講師の進行でワークショップを行いました。題材は、野村ゼミが参加する「しのばずホッププロジェクト」が抱える悩みを解決するウェブアプリを考えることがテーマ。このプロジェクトでは、上野・不忍池周辺のお店や地域の方など多くの人が関わっています。そのなかで、一人ひとりに「自分たちが育てている」という意識をより強く持ってもらうことが課題として設定されました。

野村ゼミの学生がプロジェクトの現状を改めて説明した後、チカラボが得意とするサービスデザインの手法「バリュープロポジションキャンバス」を使い、プロジェクトに関わる人たちにとっての”うれしいこと”と”困っていること”を書き出していきました。「否定しない」「質より量」をルールに、各グループで活発に意見が交わされました。


ワークショップの後は、場所を移して懇親会を行いました。野村准教授おすすめのワインや、野村ゼミが制作したクラフトビールなどが振る舞われ、北海道と東京の学生同士が親睦を深めました。

遠く離れた地で活動する仲間と、互いのプロジェクトやチームづくりについて学び合う、実り多い一日となりました。