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グロコミ

ICP2年生がインド出身の前江戸川区議会議員のよぎ氏にインドの文化や多文化共生を学ぶ

グロコミ,ICP

2021.07.26

7/14(水)、グローバル・コミュニケーション学部の国際キャリアプログラム(ICP)2年次科目「Progressive English 1(ICP)」(坂本ひとみ教授)のオンラインゲスト講師として、元江戸川区議会議員で全日本インド人協会会長のよぎ氏(本名:プラニク・ヨゲンドラ、ヘボン式:Yogendra Puranik)を招聘。
インドのご出身で、日本に帰化して区議を務めるなど両国の文化や交流に詳しい同氏に、日本で暮らすインドの人々の視点で多文化共生について英語で解説いただいたほか、学生たちの研究内容について英語での質疑応答とディスカッションが行われました。

よぎ氏

授業ではまず、よぎ氏からプロフィールをお伺いした後、「日本に住むインド人とよき隣人としてやっていくために大事なこと」というテーマで、在日インド人の数や職業、東京都で暮らす在日インド人の30%が江戸川区に集中していること、多くの日本人が持つ「インド」というイメージと実際との違いなどをお話しいただきました。

さらに、優秀なITエンジニアを輩出するインドの教育や経済成長と言った明るい面のお話に加え、“child marriage(児童婚)”やカースト制度といった古い風習のお話など、歴史を理解しながら現代のインドについてお話しいただきました。

ICPの2年生は授業の中でインド文化に関しての研究を行っており、先日はインド大使館の一等書記官へオンラインでのプレゼンテーションを実施。
国際キャリアプログラム(ICP)2年生がインド大使館一等書記官へ英語でオンラインプレゼン

授業の後半では、プレゼンテーションにあたって学生たちが調べた内容や疑問に思ったことについて、よぎ氏を交えて質疑応答や自由なディスカッションが英語で行われました。

学生たちからは、「自分が持っていたインドのイメージは、道路を牛が歩いている、タージマハルがある、くらいのことに限られていたが、ヨギ先生のお話を伺って、もっとうんと発展したインドの姿を見せていただいて大変驚いた」という感想や「日本にこんなに多くのインドの方が暮らしているとは知らなかった。インドについて様々なことを知ることができたので、コロナが終息したらぜひ行ってみたい」などのコメントが寄せられました。