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国際キャリアプログラム(ICP)2年生がインド大使館一等書記官へ英語でオンラインプレゼン

グロコミ,ICP

2021.07.13

7/5(月)、グローバル・コミュニケーション学部の国際キャリアプログラム(ICP)に所属する2年生10名が、インド大使館の一等書記官であるKaran Yadav(カラン ヤダブ)氏をゲストに招いて英語でのオンラインプレゼンテーションを行いました。

プレゼンに参加したICP2年生とゲスト、教員ら

ICPでは、昨年度からインドに関する研究プロジェクトを行っています。
これまでの活動はこちら
日本とインド、お互いの国の文化を紹介!ICP2年生とインドの大学生によるオンライン交流会
ICP3年生が日本語を学ぶインド人に「なぜ日本で学ぶ/働くべきか」

春学期は6月にインド大使館の訪問を予定していたものの、緊急事態宣言のため延期となり、代わりに今回のオンラインプレゼンテーション実施に至りました。

オンラインプレゼンテーションには、ICP2年生のほか、指導を担当する坂本ひとみ教授、Jeffrey Durand准教授、山本大介講師、インターンのMaslinも参加。
Karan Yadav氏による挨拶に続いて、学生たちがプレゼンテーションを行いました。

インド大使館Karan Yadav氏

プレゼンテーションのテーマは“インド”。
学生たちはインドの「食文化」「数学教育」「ITビジネス」「多文化社会・多言語」「インドが誇る詩人タゴール」「宗教」「祭り」「ヨガ」「インド映画とボリウッド」など、各自が選んだトピックスからアプローチ。インド大使館から寄贈された本なども参照しながら、約4週間かけてリサーチとプレゼンテーションの準備を進めてきました。

本番でも努力の成果を十分に発揮し、どの学生も見事に英語でのプレゼンテーションと質疑応答を行い、Karan Yadav氏から「どのプレゼンテーションも素晴らしかった。これからもインドについて調べる、知ることを続けてほしい。インターネットからの情報に頼りすぎず、もっと多面的に問題にアプローチし、批判的思考力を生かして自分の分析を加え、真実に迫るという学び方をしていくことを薦める。インド大使館に来ていただくことが叶えば、みなさんと一緒にヨガセッションも行いたい」というコメントをいただきました。

ICPでは今後も様々な角度からインドをテーマに学びを深める予定で、山本大介講師の「キャリアデザイン入門」の授業においては、インドの大学で日本語を学んでいる大学生とのオンライン交流も企画されています。

「ICP生は、毎回の授業において、クラスメートのプレゼンテーションを聞いては、英語で質問やコメントをする、ということを積み重ねてきました。今回のインド・プロジェクトを通じて、学生たちのリサーチ力・プレゼンテーション力は一段と成長したことを実感していますが、インドについては学びの階段をのぼりはじめたところですので、これからさらに続けて勉強し、さまざまな角度から情報収集を行い、それを分析して、より深い理解へとつなげてほしいと思います。そしてインドと日本の関係がよりよいものになることに貢献できればと考えています」(坂本ひとみ教授)