設立の主旨と経緯
東洋学園大学大学院現代経営研究科では、企業の皆様と本学教員との相互研鑽、交流を通じ、現代の経営諸課題について研究し、生きた経営ノウハウを蓄積したいと考え、2008年に大学院創設と同時に「現代経営研究会」を発足致しました。具体的には、年間6回程度、経営学界・実業界から講師陣を招き、地域企業などの経営者との討議の場をつくることから始めようということで、初年度は、故土屋守章教授を主査とし、比較的小さな教室で、一部会員と本学教員のみの研究会としてスタートしました。この第1期は「ものづくり」、第2期は「マーケティング」をテーマに活動を行いました。詳細は、「第1期(2008年度) および 第2期(2009年度) 報告」のページをご覧ください。
このような中で、せっかく外部から立派な講師をお招きしているのだから、会員企業のメンバーだけでなく、地域の一般市民の方々にも広く公開した方が良いという意見も出てまいりました。そこで、第3期(2010年度)からは、地域密着というコンセプトを大切にしながら、より広く一般の方々にご参加いただく公開型の研究会になりました。研究会ですので、一方通行の講演会ではなく、本学の学生食堂を使って、講師をまじえた懇親会を開催することにしました。さらに、第4期(2011年度)からは、コメンテータも立てて、本学の教員がディスカッションの口火を切るように致しました。これまでの活動報告はこちらをご覧ください。
この研究会は、本学の学生・院生はもちろんのこと、広く他大学の学生や院生にも開放しております。そもそも、私どもが「現代経営学部」や「現代経営研究科」と称しているのは、現在進行形(~ing)のことを取り上げながら、現代社会に役立つ若い人材を育成したいという願いがあってのことです。その意味で、現在進行形の課題に実際に取り組んでおられる経営者の方々から直接お話をうかがうことは、若い人々にとって大きな勉学のチャンスになると確信しております。他大学の学生や院生も大歓迎ですので、この研究会に積極的に参加してください。
参加条件
本研究会は、無料で、どなたでもご参加いただけます。講演会後の質疑応答においては、所属を明らかにした上でご質問をお願いしております。
本大学院は、現代経営に関する研究・教育機関として、知的プラットフォームを地域社会の皆様に提供することで社会貢献の一助にしたいと考えておりまして、研究、情報交換などの面で、何らかのお役に立ちたいと願っておりますので、積極的なご参加をお願い申し上げます。
東洋学園大学 現代経営学部
大学院 現代経営研究科