対面とオンラインで同時開催
(無料)
様々な教養(リベラルアーツ)を一流講師・文化人から学ぶ東洋学園大学の公開講座です。
2024年度も多くの方々に生涯学習の機会を提供するため、都心の本郷キャンパスで全6回にわたって開催します。
毎回オンライン(Zoom)でライブ配信しますので、オンライン参加も可能です。
お申込み | 聴講を希望される方は、各回の「申込みフォーム」よりお申込みください。 |
締切日 | 各回の前日まで。※当日参加は原則受け付けておりません。 |
- 天候不順や講演者の都合などにより急遽オンラインのみの講座配信になる場合もあります。本ページにて最新情報をご確認ください。
第1回5/11(土)
開催時間 11:00~12:30
終了しました
創立百周年を迎える東洋学園
―旧制女子歯科医専の人々を巡って―
- 講師
- 東洋学園大学 東洋学園史料室 室長永藤 欣久 氏
東洋学園の創立は1926(大正15)年11月4日です。なぜこんな半端な日なのでしょう。翌日は「指定後」第1回卒業式です。その前から学校は存在していたのでしょうか。戦前の本学は数少ない理系女子校、その中でさらに特殊な歯科医学校でした。今日、女子医科大学はあっても女子歯科大学はありません。戦後は英語英文学の女子短大になりました。小粒ですが謎の大きな大学です。創立百年を控え、最新の発掘成果を公開します。
第2回5/25(土)
開催時間 11:00~12:30
終了しました
オーディオアートの世界~電子音楽、サウンドコラージュ、フィールドレコーディング~
- 講師
- 音楽家 日本電子音楽協会 理事渡辺 愛 氏
「オーディオアート」とは「聴覚芸術」のことです。録音した様々な音を加工編集して作る具体音楽やラジオドラマ、また音楽のみならず環境の音楽としてのサウンドスケープ(音の風景)や、音の空間を重視するサウンド・インスタレーションなども含まれます。本講座ではオーディオアートを簡単に紹介した後、その中でもいわゆる「電子音楽」、シンセサイザーで作る実験的な音楽や録音による音楽について、お話ししたいと思います。
第3回6/29(土)
開催時間 11:00~12:30
終了しました
シティズンシップ教育の展望と課題
- 講師
- 白梅学園大学・短期大学学長 東京大学客員教授小玉 重夫 氏
選挙権年齢や成年年齢の引き下げによって、学校での政治教育やシティズンシップ(市民性)教育の重要性が認識されていますが、その展望と課題はどこにあるのでしょうか。民主主義のあり方をめぐる国際情勢や日本の現状をふまえつつ、考えていきたいと思います。
第4回7/6(土)
開催時間 11:00~12:30
終了しました
わが国企業のマーケティング課題とポストコロナへの展望
- 講師
- 慶應義塾大学 名誉教授池尾 恭一 氏
本講座では、マーケティングとはいかなるものかを解説したうえで、日本企業がいまどのような状況に置かれ、そのなかでどのようなマーケティング課題を抱えているかを考えます。そのうえで、マーケティング課題解決のためになにが求められているかを、価値創造とデジタル社会の進展という観点から紐解きます。最後に、そこに到来したコロナ禍が、わが国のマーケティングにいかなる影響を及ぼしたかを検討します。
第5回7/13(土)
開催時間 11:00~12:30
終了しました
アメリカ社会にみる食事の変化:大量消費からエシカル&サステイナブルへ
- 講師
- 亜細亜大学 経営学部 講師加藤 恵理 氏
アメリカの食にどのようなイメージをお持ちでしようか。ステーキやフライドチキンなどの、肉料理やファーストフードを思い浮かべる人が多いのではないでしようか。アメリカは大量生産・消費を象徴する国ですが、近年では多様な価値観を反映した、健康食やエシカルフード、サステイナブルな食への関心が急速に高まっています。本講座では、アメリカの畜産の歴史と現在地について考えながら、日本の食生活との関わり、またこれからの食のあり方を探ります。
第6回7/20(土)
開催時間 11:00~12:30
終了しました
少子化問題と大学における性教育の意義
※テーマと講師が急遽変更となりました。
- 講師
- 東洋学園大学 現代経営学部 教授本庄 加代子 氏
本講座では、一見すると関係がないように見える大学教育と少子化問題について、これからの大学がなすべき性教育の有効性についてお話します。少子化は、経済的な衰退問題だけではなく、子どもを介した男女間や世代間の相互理解が鈍化し、他者に対する寛容さが失われる“愛”のない不安定な社会になっていくことも懸念されます。少子化の要因は、育児・出産の時間・金銭負担だけではなく、妊娠・出産・育児のタイミングと就職や昇格といった女性のキャリアステップを前提とした、性教育の不十分さが考えられます。そこで今後、若者を社会に送り出す最後の教育機関である大学が担うべき役割について、実際の大学生男女に対する性教育の成果と社会人調査の結果を土台に考えていきます。