Public Lecture Series
―Liberal Arts―

公開講座(リベラルアーツ)
2022年度

都心で、一流講師・文化人に
学ぶ教養講座
対面とオンラインで同時開催
(無料)

都心で、学問領域にとらわれない幅広い教養(リベラルアーツ)を学ぶ東洋学園大学の公開講座。
2022年度は持続可能な開発目標“SDGs”をテーマに、より多くの方々へ生涯学習の機会を提供すべく、アクセスのよい東京・本郷キャンパスでの対面講座とオンラインでのライブ配信とのハイブリッド形式で全7回にわたって開催します。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

4/30(土)

開催時間 13:00~14:15

今こそ必要な芸術文化の心~日本人の忘れ物

終了しました

今こそ必要な芸術文化の心~日本人の忘れ物

  • 質の高い教育をみんなに
講師
公益社団法人宝生会 理事 シテ方宝生流能楽師辰巳 満次郎

日本の精神性が結集している伝統芸能の中に、現代人の大事な忘れ物が存在します。そしてそれは人間の生命力を強化するもの。1400年の伝承と進化に触れることで未来が見えてくるでしょう。

5/21(土)

開催時間 13:00~14:15

コロナワクチン・治療薬の開発事例から考える「医薬品研究開発の今」

終了しました

コロナワクチン・治療薬の開発事例から考える
「医薬品研究開発の今」

  • 人々に保健と福祉を
講師
東洋学園大学 現代経営学部 准教授木川 大輔

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡率・重症化率はワクチンの普及によって劇的に低下。それと同時に、多くの国民がファイザー、モデルナ、アストラゼネカといった欧米の製薬会社やバイオテクノロジー企業の名を耳にすることとなりました。なぜ、欧米の製薬会社はこれほどのスピードでワクチンや治療薬を開発することができて、日本企業にはそれができなかったのか。その要因は様々ですが、本講座では「研究開発のエコシステム」に焦点を当てながら「医薬品研究開発の今」を考えます。

5/28(土)

開催時間 13:00~14:15

SDGs視点からみたJリーグの価値

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SDGs視点からみたJリーグの価値

  • 人々に保健と福祉を
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正をすべての人に
講師
公益社団法人日本プロサッカーリーグ 事業本部 マーケティング戦略スーパーバイザー山下 修作

30回目のシーズンを迎えたJリーグ。当初は10クラブ(8府県)でスタートしたが、今や全国に58クラブ(40都道府県)に拡大し、サッカーをするだけではなく地域課題の解決に取り組んでいます。そんなJリーグの価値をSDGs視点から考えてみます。

6/4(土)

開催時間 13:00~14:15

持続的な事業戦略としての職場のメンタルヘルス

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持続的な事業戦略としての職場のメンタルヘルス

  • 人々に保健と福祉を
講師
東洋学園大学 人間科学部 准教授坊 隆史

「健康経営」という言葉が脚光を浴びているように、心身の健康が企業活動の重要課題として取り上げられるようになっています。一方で、コミュニケーション不全、私傷病による休復職、ハラスメントなど、職場のメンタルヘルス課題はダイレクトな対策を講じにくい現状があります。本講座では産業臨床心理学の観点から、職場組織がより活性化するためのメンタルヘルス・マネジメントのあり方について紹介します。

7/2(土)

開催時間 13:00~14:15

ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』――主人公レオポルド・ブルームの様々な〈多様性〉について

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ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』
――主人公レオポルド・ブルームの様々な〈多様性〉について

  • 人々に保健と福祉を
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正をすべての人に
講師
東洋学園大学 グローバル・コミュニケーション学部 准教授小林 広直

20世紀で最も優れた小説と称される、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』は、2022年に出版百周年を迎えます。超絶的な難解さで知られるジョイスですが、私たちの〈日々の生活〉に引き付けて読むとき、その魅力は〈多様性〉が重視される今こそむしろその輝きを増しているように思います。本講座が『ユリシーズ』を紐解く最初の一歩となれば幸いです。

7/23(土)

開催時間 13:00~14:15

琉球列島:島の生物と保全

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琉球列島:島の生物と保全

  • 陸の豊かさも守ろう
講師
北九州市立いのちのたび博物館 館長・琉球大学名誉教授伊澤 雅子

2021年に奄美・沖縄の島々が世界自然遺産に登録されました。この地域の生物多様性を作り出している最大の特性は、琉球列島が島嶼群であるということです。ここに住む多くの固有種は、それぞれの種が長い歴史を背負っており、現在、その場所にいる「理由」があります。本講座では、琉球列島の生物相の特徴から、「島」という環境の面白さと独自の課題を解説したいと思います。

8/6(土)

開催時間 13:00~14:15

誰もが海の大切さを感じられる教育を目指して-ライトアニマルの取り組み-

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誰もが海の大切さを感じられる教育を目指して
-ライトアニマルの取り組み-

  • 海の豊かさを守ろう
講師
ライトアニマル代表/海洋生物イラストレーター河合 晴義

汚染や乱獲等によって海洋生物を取り巻く環境は急速に悪化しており、保護が急務です。しかし未だにその社会的合意は十分に得られていません。大きな理由として彼らに関心を寄せる機会がない事が挙げられます。ライトアニマルの開発するデジタル動物展示は、クジラ等の海洋生物を省資源で手軽かつ身近に感じられるシステムです。高い教育性と娯楽性を兼ね備えるライトアニマルの展示の取り組みとその可能性について、ご紹介します。