Academic Life & Research
教育・研究
トレーラーハウスの新たなビジネス開発のため現地調査。安藤ゼミの学外研修
2021.11.15
現代経営学部の「新商品開発ゼミ」(安藤拓生専任講師)が、トレーラーハウスのデザイン・開発を手がける株式会社カンバーランド・ジャパンと産学連携プロジェクトを実施。
10/25(月)・26(火)の2日間、同ゼミの3年生が同社のトレーラーハウスを活用しているキャンプ場「森と湖の楽園」(山梨県富士河口湖町)で学外研修を行いました。

今回の学外研修には、安藤ゼミ3年生14名と4年生1名が参加。
参加者全員が事前にPCR検査を受け、マスク着用を徹底するなど感染対策をしながら実施しました。
初日はあいにくの雨模様でしたが、(株)カンバーランド・ジャパン東京支社長の菊地聡氏や、森と湖の楽園スタッフの方々の案内で、トレーラーハウスをはじめとした様々な形態の宿泊用の設備の紹介を受けました。

加えて、レジャー目的だけでなく、企業研修やワークショップ実践の場としての価値を提案する同キャンプ場の事業展開について森と湖の楽園代表取締役社長の中西希氏のお話を伺いました。その後は、コロナウィルス感染症対策に配慮したチーム・ビルディングを学生企画のもと実施し、アウトドア環境下でのチームワーク実践に取り組みました。



宿泊は、産学連携プロジェクトのテーマでもあるトレーラーハウス。
「床暖房や風呂・シャワーもあり、(車というより)本当に『部屋』だった」(参加学生)と、想像を超える居心地の良さに驚いたようです。

トレーラーハウス(学生撮影)

打って変わって晴天となった翌日は、「これからのキャンプ場の可能性を考える」というテーマでグループワークとポスタープレゼンテーションを実施。

「キャンプ客だけでなく、ノマドワーカーが中長期にわたって仕事をしながら滞在することもある」という話にヒントを得て、キャンプ場内にカフェ&バーの設置を提案したチームをはじめ、「ライブ会場として音楽イベントをする」「ボーイスカウトやアウトドア塾の会場に活用」など、様々な提案が行われました。
参加した学生たちは、トレーラーハウスの大きさや機能や、新しい試みを続けるキャンプ場の設備の使い勝手を実際に体感することができたことに「行ってよかった」「今後の提案の参考になった」と手ごたえを感じたよう。
安藤ゼミでは今回の経験をもとに、トレーラーハウスの新たなビジネスアイデアを研究し、1月に提案する予定です。