Academic Life & Research
教育・研究
坂本ゼミが地元の学童クラブで1年ぶりの「グローバル英語体験」を実施
2021.12.13
11/19(金)、英語コミュニケーション学科「児童英語教育ゼミ」(坂本ひとみ教授)の4年生が、地元・本郷の民間学童クラブ「ツリー・アンド・ツリー本郷真砂」にて小学生向けの英語レッスンを行いました。

同ゼミでは、2019年度から近隣の学童クラブと連携し、小学生を対象とした「グローバル英語体験」を定期的に行っています。
昨年度は新型コロナウイルスの影響で交流が叶わず、現ゼミ生にとってはこの日が初めての訪問となりました。
今回は、同ゼミ4年生5名が卒業制作として制作した英語の紙芝居やデジタル絵本などの作品を教材として小学生向けに英語のレッスンを行いました。
ゼミ生たちは、SDGsを目標に組み込んだレッスンプランをもとに、iPadで制作したデジタル絵本、「コロナウイルスに負けない」というメッセージを込めた紙芝居、「赤鼻のトナカイ」やサンタのもとで働く小人たちなどクリスマスをテーマにした物語などの読み聞かせを行い、参加した子どもたちは熱心に聞き入りながら英語に触れていました。
「Dream Clothes」という紙芝居作品では、各国の国旗の色を考えながら服のデザインを考えるワークも実施。子どもたちは夢中になってデザインの服を考えながら絵に描いていました。
紙芝居の後は、“みんなが洋服をどんどん購入して、次々に捨てるとゴミが増えて、地球に負荷をかけてしまう”ということをイラストを使って説明し、SDGsの「つくる責任、つかう責任」を意識づけました。5年生の児童は「学校でもSDGsについて習っているから知っている」と話しながら参加していました。

さらに、子どもたちは、台湾、メキシコ、スロベニア、ベラルーシの小学生に送るグリーティングカードを制作。
「グローバル英語体験」では、世界の子どもたちの国際協働学習を推進するネットワークであるNGO「iEARN(アイアーン)」の〝HOLIDAY CARD EXCHANGEプログラム″に参加しており、制作したカードはiEARNを通じて各国の小学生に送られることになっています。子どもたちは返信を楽しみにしながら一生懸命に英語でメッセージを書き込んでいました。

坂本ゼミでは今後も小学校や学童クラブと連携した活動を行っていく予定です。