Academic Life & Research
教育・研究
より適切な学生支援を目指して。教職員を対象とした障がい学生支援に関する学内講演会の実施報告
2022.03.30
2/18(金)、本学の教職員を対象として、障がい学生支援に関する学内講演会(主催:学生支援委員会)を対面・オンラインで開催しました。講師に中央大学文学部人文社会学科教授の山科満氏(精神科医)を招聘。当日は対面・オンライン併せて60名を超える教職員が参加しました。

対面での講演の様子(コロナウイルス感染症対策を鑑み距離を保っています)
テーマは、「発達の特性を有する大学生の理解 実効性のある支援のために」で、山科氏には精神科医の知見から、授業の中で起こった事例や、具体的な支援方法などをご講演いただきました。

講演では、学生に声をかける際には、世の中の「ハラスメント」の基準を参考にすることや、プラスの言葉に変換して伝えるなどの具体的なアドバイスをいただきました。
中でも参加者の反応が大きかったのは、他大学の事例。特に相談室の窓口と授業担当者の連携や、実際に中央大学で行われている取り組みを伺うこともでき、参加者からは「あたたかいサポートの重要性を再確認しました。」という感想も寄せられました。
講演後は、質疑応答の時間も設けられ、具体的な面談までのプロセスや実際の面談での教員の発言内容を聞くこともでき、学生支援における取り組みについて知る好機となりました。