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「異文化間コミュニケーション」公開授業でICPの学生がネパールの学生と交流

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2022.06.03

5/16(月)、グローバル・コミュニケーション学部のICP(国際キャリアプログラム)2年次科目「異文化間コミュニケーション」(Daniel Papia教授)の公開授業として、日本・ネパール友好交流会を実施。
本学の会議室とネパール・カトマンズにある「グローバル・スカイ・アカデミー」をオンラインで繋ぎ、同科目を履修するICP2年生らと、ネパールで日本語や日本語文化を学ぶ学生らが交流しました。

プレゼンテーションの様子

交流先となった「グローバル・スカイ・アカデミー」は、日本からネパールへのインターンシップ受け入れや人材採用、研修旅行の手配等を行うなど、日本との縁が深い学校です。
同校の科目の中でも日本語と日本文化は最も人気があり、いつか日本を訪れ、働き、学ぶことを希望している学生も多いとのこと。
今回は、同校の経営者兼教員であり、学生時代に日本滞在経験をお持ちというJeevanTamraka先生(Japanese Language Education Department Head)とその生徒たちにご参加いただき、ネパールの文化についてのプレゼンテーションをしていただきました。

本学からは、同科目を履修するICP2年生に加え、ICPの1年生全員、さらには異文化間交流に興味を持つ有志学生らも参加。
ICP2年生たちは、マンガやアニメ、日本の音楽、日本在住の外国人建築家による建造物、学校制度についてなどをチームごとにプレゼンテーションしました。

ICP2年生(写真右上)によるプレゼンテーション

海外とのオンライン交流ということで、音声が聞きづらくなるなどのトラブルもありましたが、学生たちは真剣にお互いのプレゼンテーションを聞き、トラブルの回避策を提案するなど冷静に対応。
「大学という場は、実社会に挑戦するための準備の場であり、2つの重要な教訓を得ることができました。『うまくいかないことを想定すること』と『冷静に解決すること』です。
スタッフが問題解決に奮闘している間、ネパールにいる仲間達に細心の注意を払っているICPの学生たちの姿は、とても頼もしく感じました」(Papia教授)

プレゼンテーション後は、メールでの質疑応答を実施。
「ICPの学生もネパールの学生も、文化交流を続けることができます。現在、テキストは双方に送信されており、異文化間コミュニケーションの授業に新たな次元を加えています」(Papia教授)と、学生たちにとって今回の公開授業が海外とのつながりを作る大きなきっかけとなったようです。

交流会に参加した学生たち