Academic Life & Research
教育・研究

人間科学部では、国家資格「公認心理師」を目指す学生に向けた公認心理師課程を設置しています。
今年も同課程の必修科目である「心理実習」が始まり、5/31（火）には4年生9名が塩谷隼平教授の引率で、都内の児童養護施設等の見学実習を行いました。

児童養護施設「こどものうち八栄寮」の見学実習で、児童指導員として働く本学の卒業生から説明を受ける学生たち

本学の「心理実習」は、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の主要5分野の現場で学外実習できることが特徴です。
4年生は4～5月にかけて各分野の事前学習を実施。
5/31（火）には、福祉分野の実習として、社会福祉法人同胞援護婦人連盟が運営する児童養護施設「こどものうち八栄寮」、母子生活支援施設「リフレここのえ」、地域の子育て支援や学習支援を行う「オリーブみらい」を訪問しました。

児童養護施設「こどものうち八栄寮」では、人間科学部の卒業生も児童指導員として働いており、仕事のやりがいなどについて聞くことができました。
さらに、実際に子どもや母子が生活する部屋などを見学することで体験的に多くのことを学ぶことができました。

「こどものうち八栄寮」内にある、心理療法（音楽療法）で使用する部屋の見学

「オリーブみらい」で塾長から説明をうける学生たち。手前の調味料は地域の家庭に配布する食品

心理実習は秋まで続き、さまざまな外部機関を訪れます。
現場での実習および事後学習を経て、年度末には成果報告会が開催される予定です。