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地域社会の安全・安心に「保護観察官」が果たす役割とは?「地域ではたらく」ゲスト講義
2022.06.22
さまざまなゲストを講師に招き、地域の課題やその課題との向き合い方を考える人間科学部の科目「地域ではたらく」(宮園久栄教授)。
6/9(木)は現役の保護観察官をお招きし、地域社会と連携して犯罪や非行をした人たちの社会復帰を支える保護観察官の仕事を知り、「人を支える仕事」についての学びを深めました。

保護観察官は、犯罪をした人や非行のある少年の円滑な社会復帰に向けた指導・監督を行う「社会内処遇」の専門家です。
講義ではまず、保護観察官の社会的役割や機能、仕事内容について解説。
再犯防止や立ち直りを助け、保護観察期間終了後に社会の一員として自立できるよう住居や就業、学校の準備を整える取り組みをご紹介いただきました。

また、保護観察官とともに更生保護をサポートする非常勤の国家公務員(ボランティア)である「保護司」にも言及。
地域事情をよく知る保護司と保護観察官が連携することで、地域社会の安全・安心が守られるとご説明いただきました。
