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教育・研究

人間科学

スポーツビジネスの現場を研究。田蔵ゼミの東京ドーム学外研修

人間科学

2022.07.20

7/7(木)、スポーツビジネスやスポーツマネジメントについて研究する人間科学部の田蔵ゼミ(田蔵奈緒准教授)3、4年生が株式会社東京ドームの主催する「TOKYO DOME TOUR」に参加。
本学から一番近いプロスポーツ興行の現場であり、野球の試合はもちろん、各種大規模イベントの場として活用される東京ドームの裏側を見学しました。

田蔵准教授(左端)と田蔵ゼミの3、4年生

今回の学外研修には、4年生14名、3年生12名が参加。
グラウンドはもちろん、2022年にリニューアルしたばかりの座席やショップエリアに加え、普段は見られないVIP席やパーティールーム等、球場でのビジネスやサービスについて見学しました。

隣接する後楽園の日陰対策のためにグラウンドを掘り下げていることや、コンサートやイベントへの転用時がしやすい人工芝の素材、東京ドームホテルとのサービス連携について、「初めて知った」という声が多数。
「東京ドームには何度も来たことがある」という学生たちにとっても、スポーツビジネスという視点でのバックヤード見学は新鮮な体験だったようです。

「コロナ禍で学外研修が簡単に実施できない状況となってしまったたが、大学から徒歩圏内に東京ドームがあり、見学イベントが再開されたことで研修を行うことができ、学生たちにとって貴重な現場での学びの機会が作れた」と田蔵教授。
その言葉通り、ゼミ生たちは案内スタッフの話をメモしたり、写真を撮ったりしながら、熱心に情報収集を行っていました。

翌週の3年ゼミでは、見学した内容を元にグループディスカッションで情報を共有。
今回参加したツアー企画のターゲット及びノベルティ戦略について研究しました。
今後はグループごとに、「経験価値」をプロダクトにしているプロスポーツビジネスについて、ターゲットやペルソナの策定といったマーケティングの知識を用いながら研究する予定です。

ゼミでディスカッションをする学生たち