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教育・研究

人間科学

卒業生に福祉の現場を聞く。人間科学部「障害者・障害児心理学」授業のゲスト講義

人間科学

2022.08.02

※背景写真は過去に対面講義をしていただいた時の日髙さん

7/14(木)および7/18(月)、人間科学部「障害者・障害児心理学」(福田佳織教授)の授業にて、本学卒業生の日髙星愛さんをゲスト講師としてお招きしたオンデマンド講義が行われました。

日髙さんは、大学在学中から児童相談所や法務省の更生保護事業にボランティアとして参加。
卒業後は児童相談所での虐待対応、母子支援施設、障害者の自立支援センターなど様々な福祉の現場を経験され、現在は神奈川県中央児童相談所にて児童虐待の対応や虐待に関する注意喚起などを行っています。

今回の講義では「精神障害の実際」というテーマで、精神障害に関わる制度や医療・支援の現場についてお話いただきました。
まず、精神障害者保健福祉手帳の取得方法や手帳を持つメリット・デメリット、診療科の種類、地域の中核病院とクリニックの連携など基礎知識を説明。

今回講義のスライドから抜粋

講義後、学生からは「テキストでは知り得ない事実を知ることができて、大変ためになった」「将来の職業選択に活かしたい」などの感想が。
経験豊富な先輩から福祉の実態について話を聞き、精神障害を持つ方々の抱える思いを知る貴重な機会となりました。