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キャンプ場でトレーラーハウス宿泊体験。安藤ゼミ産学連携プロジェクトの学外研修

産官学連携,現代経営

2022.10.04

現代経営学部の「新商品開発ゼミ」(安藤拓生准教授)が、トレーラーハウスのデザイン・開発を手がける株式会社カンバーランド・ジャパンと産学連携プロジェクトを実施。
9/6(火)・7(水)の2日間、同ゼミの3年生が同社のトレーラーハウスを活用しているキャンプ場「森と湖の楽園」(山梨県富士河口湖町)で学外研修を行いました。

今回の学外研修には、安藤ゼミ3年生11名が参加。
参加者全員が事前の体調管理、マスク着用を徹底するなど感染対策をしながら実施しました。

初日は天気も良く、(株)カンバーランド・ジャパン東京支社長の菊地聡氏や、森と湖の楽園スタッフの方々の案内で、トレーラーハウスをはじめとした様々な形態の宿泊用の設備の紹介を受けました。

加えて、レジャー目的だけでなく、企業研修やワークショップ実践の場としての価値を提案する同キャンプ場の事業展開についてもお話を伺いました。

お話を聞いた後に、変わりゆくキャンプ場の新たな展開に関して、学生の視点からアイデア開発を行うフィールドワークを実施しました。
今年度のお題は、「これからのキャンプ場の可能性を考える」。学生それぞれをキャンプ場の経営者とし、それぞれの視点からキャンプ場のこれからの価値を考えました。

夜は感染症対策に配慮しながら、キャンプ場で採れた野菜などの食材を使った食事を楽しみました。

宿泊は、産学連携プロジェクトのテーマでもあるトレーラーハウス。
「キャンピングカーを想像していたので思ったより広くて快適だった」「ホテルのようなベッドだった」(参加学生)と、居心地の良さに驚いたようです。

宿泊したトレーラーハウス

翌日は、前日のフィールドワークをまとめるため、チームでグループワークとポスタープレゼンテーションを実施。

各チーム、さまざまな視点からアイデアを提案しました。「木を活かしたクラフト体験」「スポーツ・ダイエットに特化したサービス」「キャンプ場で農業」「防災体験」「バリアフリー」など、現代の社会問題の解決や資源を活かした新たな良さを生み出すアイデアの種がいくつも見られました。

参加した学生たちは、トレーラーハウスの大きさや機能や、新しい試みを続けるキャンプ場を実際に体感することができたことに「実際に行ってみてよかった」「今後の提案の参考になった」と手ごたえを感じたよう。

安藤ゼミでは今回の経験をもとに、トレーラーハウスを用いた新たなビジネスアイデアを研究し、1月に関係者に向けたプレゼンテーションをする予定です。