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隈本ゼミがベンチャー企業と連携し群馬県嬬恋村で新規事業立ち上げを目指す!現地視察報告

産官学連携,現代経営

2022.10.28

現代経営学部の「マーケティングと消費者行動研究ゼミ」(隈本純教授)が、森林資源の有効利用と地域ブランディングのための新たな幅広な林業、森林サービス業を手掛けるフィノス株式会社との産学連携プロジェクトをスタート。

同社が群馬県嬬恋村所有地において、森林体験交流センターとして再生する予定の施設計画に参画するため、10/14(金)に隈本教授と同ゼミの3年生7名が現地視察を行いました。

隈本ゼミとフィノス(株)和田社長(右から2人目)、平野氏(右から4人目)

一行は東京から新幹線軽井沢駅に向かい、フィノス(株)の和田雄一社長と平野かおるCMO(最高マーケティング責任者)と合流。
軽井沢駅からマイクロバスで40分ほどかけて、プロジェクトの実施予定地である旧別荘地へと移動しました。

今回の開発予定地は、敷地面積約18ヘクタールという広大なエリア。
バブル期に別荘地として開発されたものの、使われなくなって20年間ほど経っていることから、建物や道路等は整備が必要な状況です。


学生たちは別荘地の管理棟やテニスコート&クラブハウス、別荘利用されていた建物、樹木林、旧草軽鉄道の廃線跡、調整池などを視察しました。

別荘地の管理棟だった建物

中には比較的保管状態がよく、一部改修で利用できるような別荘もあり、学生たちは真剣に状態を観察・記録。

テニスコートに隣接するクラブハウス

約2時間半の視察後、和田社長らへの質疑応答や、近隣にある嬬恋村村営の農産物等直売所の訪問・見学を行い、新規事業と結びつけられそうな商品や地元のボランティア団体によるクラフト製品などをチェックしました。

さらに、フィノス(株)が撮影機材を設置したキャンプ場併設のアクティビティ施設「オウル・アドベンチャー」へと移動。

同施設は年間4万人が来場するという人気のレジャースポット。

自然を生かしたスカイウォークやジップラインをはじめとするアスレチックコース上に動画撮影用のカメラを設置し同社のAI(機械学習)・クラウド技術によるアクティビティ動画を自動作成するシステムや、国有林ならではの木々の管理状況を視察しました。

スカイウォークに設置された撮影装置

同ゼミでは今回の視察で得た知見を活かし、事業予定地における新規事業のアイデアを検討。
フィノス(株)にマーケティング戦略として提案を行う予定です。