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海外駐在員が異国に適応するには?インドネシア・ジャカルタで大学院生が実地調査を実施

大学院

2022.12.20

大学院現代経営研究科2年の醍醐樹さんが、インドネシア・ジャカルタで学外研修を実施。
インドネシアの日本人街や日系企業を訪問し、日本人駐在員がどのように異国に適応して生活を営んでいるか現地調査を行いました。

学外研修に参加した醍醐樹さん

醍醐さんの大学院での研究テーマは、「海外駐在員の新文化への適応に関する成功要因の研究」。
今回の実地調査は、「インドネシアでの生活や文化について生の情報・経験を得ること」「日本人駐在員コミュニティと交流し、彼らの異国での生活を理解すること」「研究のため今後のコネクションを作ること」を目的に臨みました。

醍醐さんは指導教員のSarah Louisa Birchley教授とともに現地入り。
まず、インドネシアの首都・ジャカルタにある「ブロックM地区」を訪問しました。
“リトル東京”とも呼ばれるブロックM地区では、スーパーマーケットに並ぶ日本食や、日本食レストランが並ぶ様子を見学し、インドネシアにおける日本文化の定着や現地に住む日本人の生活をリサーチ。

スーパーマーケットに並ぶ日本の調味料

日本食レストランでは現地文化に合わせたハラール料理も(写真は豚肉不使用ラーメン)

さらに、日本とインドネシアの両国民の相互理解を目的としたJak-Japan Matsuri 2022(ジャカルタ日本祭り)にも参加。
日本人駐在員の子どもがインドネシアの伝統的な踊りを披露するのを見学したり、日本人駐在員と直接会って話をしたりと、異文化コミュニケーションや異国への適応について生の声を聞くことができました。

Sarah Louisa Birchley教授と醍醐さん

海外で生活する日本人との交流や、海外に浸透する日本文化に実際に触れたことで、今後の研究をより深化させる学びを得ることができました。