Academic Life & Research
教育・研究
韓国をはじめとしたアジア地域の研究を行う対馬ゼミの卒業論文発表会
2023.01.31
1/20(金)、グローバル・コミュニケーション学科の「アジア社会文化ゼミ」(対馬宏教授)の4年生が卒業論文発表会を実施しました。

同ゼミでは、アジア地域の社会・文化について研究しています。
卒論発表会では、4年生14名が同ゼミでの学びの集大成として、各々が研究したテーマについて3年生の前で発表しました。

日本・中国・韓国の宗教文化について発表する学生
卒業論文のテーマは、「日中韓の宗教について」「韓国における漢字排斥」「日本と韓国の食文化の比較」「外国人労働者の現状と課題」「日韓大衆文化の交流による友好関係への効果」と様々。
学生たちは、自分の興味を持った分野から研究につなげたテーマや、昨今の世界情勢を当事者としてとらえ日本を見つめなおすテーマなどを各自で設定しました。
発表では、各学生が研究の目的を明らかにし、データの比較やアンケート調査の考察を論理的に説明。
質疑応答では同ゼミ3年生からの質問に対して、研究を通して得た知識をもとに回答する姿が目立ちました。


発表後には、3、4年生全員による投票が行われ、最も多くの票を集めたのは「日本の難民受け入れについて」というテーマで発表した学生の卒業論文でした。
参加した3年生からは、「社会問題について、テレビで語られる視点とは違う視点で研究されていた」「自分も韓国のルッキズムについて研究したいと思っており、先輩の発表が参考になった」といった感想が聞かれました。
指導に当たった対馬宏教授は「3年生の質問がスルドく、それにさらりと答える4年生がかっこよく頼もしかった。マスコミの通説とは異なる独自の見解を堂々と主張する学生もいて感心した」と講評しました。