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海外協定校をターゲットにした大学PRグッズを提案!現代経営学部2年生が英語でビジネスプレゼン
2023.02.09
1/23(月)、現代経営学部の2年次科目「応用英語IB」(山内香代子専任講師)にて、英語でのビジネスプレゼンテーションを実施。
「海外協定校先の学生や教員に東洋学園大学の魅力をPRする商品」というテーマで、全6チームが発表しました。

「応用英語IB」では、昨年から「TOGAKUのPR商品を作る」というプロジェクトを実施。
学生たちは、相川徹人入試広報センター部長、デザインマネジメント専門の安藤拓生准教授、国際交流センター長のセーラ ルイーザ バーチュリ教授らによるレクチャーを受けながら取り組んできました。

11月に行われた入試広報センター部長によるレクチャー
今回はプロジェクトの集大成として、海外協定校に向けた商品企画を英語でプレゼンしました。
最初のチームが提案した商品は、“「東洋学園大学」水道水(ペットボトル飲料)”。
アジア圏の協定校に向けて、日本ならではの水道水の安全性をアピールするとともに、ボトルのラベルには、本学の都心感・アクセスの良さを伝える地図と、漢字の大学ロゴマークを取り入れる提案をしました。

次のグループは、あえてデジタル化が著しい台湾をターゲットに使いやすい“ノートとペン”のセットでおもてなしすることを提案。
「パソコンもいいけれど、手書きの良さを伝えたい」と企画意図を説明しました。
ペンには大学の名前を入れ、ノートは本学のカラーを表紙に取り入れ、裏表紙には本学の立地をPRするべく周辺の地図を掲載する提案をしました。

3番目のグループの提案は、イギリスをターゲットにした“ボールペンと修正テープ”。
「イギリスではボールペンの書き間違えを消さない」「イギリス産のボールペンは少し太めで滑らかな書き心地」というリサーチ結果をもとに、日本の文房具メーカーとコラボした製品を考えました。
機能性を重視し、あえてシンプルなロゴを入れるというこだわりも見られました。


冬に手軽に使える防寒グッズを提案
次のプレゼンでは、「現地の方が普段使いできるもの」「もらったら嬉しいもの」「本学の名前を世界に知ってもらえるようなもの」という観点で、“ニット帽”を提案。
寒さの厳しいカナダをターゲットにした商品アイデアで、有名なカナダグースとコラボし、本学のロゴマークと“TOGAKU”の文字を額の部分につけてPRする商品を考えました。
5番目のグループが提案したのは、アジア圏の協定校(主に中国、韓国、台湾)をターゲットにした“TOGAKU饅頭”。
本学ロゴマークの焼き印がされた饅頭で、外箱の表面には本学のシンボルであるフェニックス・モザイク「岩間がくれの菫花」をプリント、裏面には本学周辺のおすすめのスポットやレストラン等の情報が得られるQRコードをプリントしたもので、デザイン性の高い商品となりました。

最後のグループが提案したのは、“学生が育てた木を利用したティッシュ”。
マスコットキャラクターは「温かさや個性を伝える手段」になりうると知り、商品には学園祭のマスコットキャラクター・トーガくんを取り入れる案を出しました。
国境を越え、「マスコットキャラクターを通じて世界中の人に東洋学園大学や個性的な学生の存在を知ってほしい」と発表しました。

どのグループも「海外協定校先に東洋学園大学をPRする」という目的から、ターゲットにする国や地域を定め、異文化や習慣をリサーチしてニーズを探り、本学をアピールするアイデアを練り上げました。
指導にあたった山内専任講師のコメント:
学生らは、「PRの観点」「プロダクトデザインの考え方」「海外のおもてなし文化」等をゲストの方々から学んだり、自分達で調べたりする中で、数週間グループで頑張ってきました。ビジョンを持ち、それを形にするということ、そしてすべての決断に意味を持たせるということ、伝わる英語やイメージを用いて発表することの大切さを、互いのプレゼンから学べたのではないかと思います。今後もこの体験を活かし、専門性やスキルを身につけてほしいと願います。