Academic Life & Research
教育・研究

グロコミ

学術会議や企業訪問でことば、しごと、「評価」について研究。依田ゼミの学外研修

グロコミ

2023.03.31

2/27(月)・28(火)の2日間、グローバル・コミュニケーション学科の「言語学研究ゼミ」(依田悠介准教授)3年生が愛知県安城市にて学外研修を実施。
「評価とその実践・応用」研究会に参加し、企業の人事担当者や他大学の教員らと意見交換を行ったほか、安城市内の企業を訪問し、ワークショップを行いました。

「評価とその実践・応用」研究会での研究発表を聞く学生

初日に行われた「評価とその実践・応用」研究会には、依田ゼミのほか、本学の教職員、他大学の教員、総合電動工具メーカー「株式会社マキタ」の人事担当者らが参加しました。
大学教職員が大学生に対して提供する学びやその目的、また、企業は就活生を見る際にどのような点を評価しているのかについて活発な意見交換を実施。
パネルディスカッションでは、学生から「資格と就職の関連性」や、「就職面接ではどのような点が重視されているのか」といった質問が出ました。

パネルディスカッションで質問する学生

2日目は、安城市に基盤を置く映像制作会社「アイデアバルブ」のオフィスを訪問し、商品開発や広告の手法をテーマとしたワークショップを実施。
学生たちは、クリエイターでもある同社代表の高津潤也氏とともに、実際に様々なカメラでの撮影に挑戦しました。

合宿を通じ、大学で普段学んでいることが社会からどのように評価されるのか、また、社会が人を評価するとはどのようなことなのかを学ぶとともに、授業を通して学ぶ「ことば」や「人の考え方」、「論理性」などを、実際の「しごと」の現場でどのように生かしていくのかについて学ぶ機会となりました。

依田准教授のコメント:
今回の合宿は「大学の学びや学生に対する社会からの評価」という、学生自身がまさに直面していることに関する学術的な会議に参加することができ、3年生の学生たちにとって、まさに「自分がどのように評価されるのか」、そして、「これからどのように振る舞っていくことで評価されるのか」を企業の採用担当者を交えて学ぶ良い機会となったと思います。
また、地元の良さをどのように発信していくかについて、クリエイターの考え方を学ぶことによって、自身が今後どのように「新たな価値」を創造していくか考えるきっかけになったのではないかと思います。