Academic Life & Research
教育・研究

連携
人間科学

バレーボールのビジネスを探る!Vリーグ×田蔵ゼミ産学連携プロジェクトスタート

産官学連携,人間科学

2023.04.28

人間科学部「スポーツマネジメントゼミ」(田蔵奈緒准教授)が、V.LEAGUE(以下Vリーグ)を運営する一般社団法人日本バレーボールリーグ機構との産学連携プロジェクトをスタート。
4/22(土)・23(日)の2日間にわたって国立代々木競技場第一体育館で行われたVリーグのファイナル(決勝戦)を視察しました。

初日(女子決勝戦東レvs NEC)を観戦する学生たち

2日目(男子決勝戦サントリーvs WD名古屋)の試合

Vリーグはバレーボールの国内トップリーグで、チーム形態としては企業チームやクラブチームが混在し、日本代表選手も多く在籍しています。
今回視察したファイナルは、4/22(土)が女子リーグの決勝戦、23(日)が男子リーグの決勝戦で、両日合計で1万3000人超の観客を動員。
学生たちは少人数のチームに分かれて会場を周り、男女リーグにおける観客層の違いをはじめ、出展ブースの様子や試合前後に行われたイベントの運営について調査を行いました。

中継カメラの位置と企業広告の位置を確認する学生たち

視察したことはその場でメモする

試合はもちろん、セット間に行われたライブパフォーマンスや試合終了後の表彰セレモニーも見学し、観客を楽しませる工夫をリサーチしました。

さらに、会場内に設置された出展ブースやグッズ販売の様子も調査。
スポーツイベントにおけるビジネスのヒントを探りました。

チームのグッズ売り場では売れている商品を調査

スタッフへの聞き取り調査をする学生

会場内託児ルームの利用状況も取材

元日本代表の大林素子さんと

2日目には試合後に行われたファンサービスでサインボールをゲットし、大喜びで写真を撮る姿も。
その後、サインボールは学生たちの意向で、観戦に来ていた子どもたちへとプレゼントされました。

また、試合後には会場の隣にある代々木公園で開催されていた「東京レインボープライド2023」も視察。
同時期に近隣で行われる大規模イベントの様子も調査し、中身の濃い学外研修となりました。

<田蔵准教授コメント>
「まだ新学期が始まったばかりですが、学生たちは事前に学習したリサーチポイントや手法を確認しながらチームで助け合い、今回のミッション達成を目指していました。『ただ観戦するのとは違い、とても疲れた』という声も聞かれましたが、主体的な学習をしてくれていたと思います」

田蔵ゼミでは今回の視察内容を踏まえ、日本バレーボールリーグ機構職員を招いてプロジェクトのキックオフを行う予定です。