Academic Life & Research
教育・研究
教えることの楽しさを知った7日間!日本語教育実習報告
2023.05.04
東洋学園大学グローバル・コミュニケーション学部では、高田馬場にあるヒューマンアカデミー日本語学校(東京校)と連携し、「日本語教員養成課程」を履修する3年次の学生による日本語教育実習を毎年春・夏に実施しています。
2/2(木)~10(金)に行われた教育実習には3名の学生が参加し、実際に登壇実習を行いながら「教えることの楽しさ」を体感しました。

登壇実習を行うグローバル・コミュニケーション学部3年生
土日を除き計7日間にわたって行われた教育実習。
まず前半は、授業見学をしながら現場の先生方の教え方を学んだり、留学生と交流したりしました。
教育実習後半からは、いよいよ登壇実習がスタート。
先生方にご指導いただきながら準備をしたうえで、学生たちが実際に教壇に立ち、授業をしました。

登壇実習を行うグローバル・コミュニケーション学部3年生
2/21(火)には成果発表会が開催され、参加学生3名が実習で経験したことを発表。
「一生懸命に日本語を学んでいる留学生を間近で見ることができ、たいへん良い刺激を受けた」、「自分が今まで受けてきた外国語教育とは違う教育方法を知ることができた」、「学習者主体の授業は、学習者が“できた”という実感を強く感じることができるのだとわかった」、「教えることの楽しさを知ることができた」などの力のこもった報告がなされました。
大学の授業だけでは得られない多くの気づきや感動のある実習となったようです。

ご指導いただいたヒューマンアカデミー日本語学校(東京校)の先生方(前列)と実習生たち

教材にも学生自身の工夫が見られた
実習を担当した山本博子准教授のコメント:
授業実践を見学に行った際、実習生達が笑顔で大きい声を出し身振り手振りを交えて生き生きと授業をしている姿を見て、とても嬉しく頼もしく感じました。
彼女達が、現場の先生方や留学生の皆さんとの交流を通して、大きく成長したことがわかりました。
実習生達は、この4月に4年生となりました。
教育実習で成長しパワーアップした彼女達が、大学生活最後となるこの1年を、国際交流や語学学習に対してさらに高い意識を持ち、研究活動・就職活動に元気に取り組んでくれることを期待しています。