Academic Life & Research
教育・研究
中学校・高校で教壇に立つ卒業生が集結!教職課程履修者との座談会
2023.05.22
5/3(水)、英語コミュニケーション学科の「英語科教育法1」(津村敏雄教授)の授業にて、中学校・高等学校の英語教諭として活躍する卒業生らを招いた特別座談会が行われました。

今回の座談会に参加いただいたのは、澤寿々花先生(2021年度卒、三重県私立古川学園高等学校)、大谷伸先生(2013年度卒、広島県安芸高田市立高宮中学校 ※Zoom参加)、山本大樹先生(2013年度卒、東京都大田区貝塚中学校)、國分知春先生(2010年度卒、神奈川県私立柏木学園高等学校)、川上康介先生(2008年度卒、東京都立浅草高等学校)、鶴岡友樹先生(2008年度卒、東京都足立区立加賀中学校)の6名。
お一人ずつ順番に教育現場でのご経験をお話しいただいた後、在学生を交えた全体討論・質疑応答が行われました。

國分先生(壇上)と広島県からオンラインで参加いただいた大谷先生

中学と高校、両方に勤務経験を持つ川上先生
講演では、「中学校と高校の違い」「信頼される先生とは」「部活動の指導について」といった、現役教諭ならではのお話がたくさん。
地域も校風も異なる中学校・高等学校での勤務経験を持つ先輩たちが一堂に会する贅沢な授業に、在学生たちも興味津々で質疑応答も大変盛り上がりました。
授業後には、学生たちから「世間では教員は大変な仕事だと騒がれているけれども、先輩たちにはそれを全く感じさせないくらいの活気と熱気に溢れていた」、
「英語の先生である以上、英語に精通していることが必須ではあるものの、教科だけではなくその他の分野についても幅広く熟知していることが大切であることがよくわかった」、
「同じ大学で学ばれた先生方の声や経験を聞き、そのどれもが学びになっただけではなく、今後の学びへのモチベーションアップとなった」といった感想。
昨今、大変な仕事であるという話題ばかりがクローズアップされがちな「教師」という仕事の魅力、やりがいについて熱く語り合う先輩の姿に、在学生たちも刺激を受けたようです。

<津村教授のコメント>
ゴールデンウイークは中学校や高校の授業は休業日ですが、春の大会や練習などで部活動指導はあります。
このように大変にお忙しい中、現職の英語科教員として中学校または高等学校に勤務されている教職課程の先輩方が(遥々遠方からも)、教職課程を履修している後輩の学生を激励するために、快く駆けつけて下さいました。
「英語科教育法1」は2年生対象の授業ですが、当日は2年生だけでなく3年生と4年生も参加して、教職課程を履修している学生にとりまして非常に貴重な学びの機会となりました。
卒業生の先輩方に心から感謝を申し上げますとともに、益々のご活躍を祈念いたします。ありがとうございました。