Academic Life & Research
教育・研究
本学の愛知理事長と文京学院大学の島田理事長が学生の質問に答える!私立大学の経営についての特別講義
2023.05.30
5/15(月)、文京学院大学経営学部3年次科目の「経営者論」(※本学との単位互換協定対象科目)に、本学の愛知太郎理事長が登壇。
同科目の指導教授である文京学院大学の島田昌和理事長とともに、「大学を経営すること」をテーマにした特別講義と、履修学生からの質問に答える対談を行いました。
愛知理事長が登壇した「経営者論」は、2021年4月よりスタートした両大学間の単位互換協定の対象科目で、本学では現代経営学部3、4年次に履修・単位認定が可能です。
3年目となった今回の特別講義も、文京学院大学の学生と本学の学生あわせて当日は35名が受講しました。
講義前半は島田理事長、愛知理事長がそれぞれの略歴と大学の沿革、会社経営と学校経営の違い、大学運営の特殊性について説明するとともに、経営者としてのポリシーについても受講学生に伝えました。
後半は、学生から寄せられた質問に両理事長が答える対談タイムに。
事前に質問を募ったところ、両大学の受講学生から「理事長同士が知り合ったきっかけは?」「理事長になるまでの大きな転機は?」といった質問から、「文京学院大学と東洋学園大学の違う点、共通点は?」「経営者にとって大事な素質や考え方は?」「今後、目指す大学像は?」といった経営者視点での質問など幅広い質問が集まり、ひとつひとつに両理事長が回答しました。
「学生時代にやっておくべきことは?」という質問に対しては、「何でもいいので行動してみること、たくさん失敗しておくこと」(愛知理事長)、「悩むことや悔やむこと、恥ずかしい思いをすること。社会人になる前にできるだけ体験を」(島田理事長)といったアドバイスも。
学生からは「普段の学生生活では理事長の話を聞く機会はないので、とても貴重なお話が聞けた」「お二人は全く違う背景や考え方をお持ちだけれど、学生のことを一番に考えているところが共通していると感じた」といった感想が聞かれ、経営に対する知識を深めるだけでなく、両大学や理事長の考え方について知る機会にもなったようです。
授業後には、本学の受講学生2名が両理事長との懇談会に招かれ、ゼミで取り組んだ産学連携プロジェクトの紹介をするなど、和やかな雰囲気で懇談しました。
単位互換のほかにもゼミ間交流やサークル交流などが始まっていることにもふれ、両理事長は「今後も“近さ”を生かしてさらに相互交流を活発にしていきたい」と語りました。