Academic Life & Research
教育・研究

グロコミ
国際交流
英コミ

4年ぶりの復活!大学で磨いた中国語スキルを競う、第11回鑑真杯中国語スピーチコンテスト

グロコミ,英コミ,国際交流

2023.12.12

12/2(土)、東洋学園大学国際交流センター主催「第11回鑑真杯中国語スピーチコンテスト」を開催。
コロナ禍を経て4年ぶりに開催された今大会には「暗唱・朗読部門」と「スピーチ部門」計16名の在学生が出場、学びの成果を発表しました。 

「鑑真杯」は中国語の力を磨いて文化の理解を深めることを目的とした2010年にスタートした中国語のスピーチコンテストで、本学で中国語を学ぶ学生にとっては、1年に1度、自分の学習成果を確認する大きなチャンスです。
詳細はこちら

しかし、2020年~2022年まで3回続いて中止となり、今年は4年ぶりの開催に。
現在の4年生にとっては最初で最後のコンテスト、2~3年生にとっても初の大舞台ということで、参加学生たちの強い思いが感じられる大会となりました。

「暗唱・朗読部門」には、大学で初めて中国語に触れたという学生を中心に9名が出場。

出場者たちはネイティブ・スピーカー教員及び在学中の中国出身の学生たちの協力のもとで約1ヵ月半にわたり自主的に中国語の発音や声調、表現力を強化して本番に臨みました。

後半の「スピーチ部門」では、「私に影響を与えたもの・人・ことば」というテーマで中国語のスピーチ力を競いました。

コンテストに向け、学生一人ひとりがオリジナルのスピーチ原稿を用意。
1ヵ月半という限られた時間の中で、スピーチと質疑応答の練習を重ねてきました。
本番では、クリエイターや芸能人、家族や友人といった身近な「影響を受けた人」の話題から、自分が中国語や中国文化に興味を持ったきっかけまで、内容も中国語スキルも見事なスピーチが続き、審査が難航するほど高いレベルのコンテストとなりました。

スピーチ後の質疑応答も盛り上がり、審査員席が笑いに包まれるシーンも

最終的に、暗唱・朗読部門ではグローバル・コミュニケーション学部4年生が1位を獲得。
スピーチ部門では同学部3年生が1位と全体グランプリの「鑑真杯」を獲得。
各部門の1位とスピーチ部門2位の学生を含めた3名に、副賞として中国研修旅行が贈呈されました。

高い表現力と正確な声調を披露した暗唱・朗読部門1位の学生

中国文化への愛と日中関係について説得力あるスピーチを披露したスピーチ部門1位の学生

また、ゲストスピーカーとして、卒業生の中島日菜子さんも登壇。
大学時代の「鑑真杯」出場経験や、2度経験した中国留学についてお話しいただきました。

留学で世界の人々と交流を深め、成長したことを語る中島さん

コンテスト終了後、参加学生からは実力を発揮できた安堵の声が聞かれた一方、「もっと力を磨いて来年も挑戦したい」という学生や、長期休みを利用して中国に行き、中国語の実力を試そうと計画している学生など、今後の学びに向けた意気込みを見せる学生も多く見られました。

■第11回「鑑真杯」中国語スピーチコンテスト 開催概要
【主催】東洋学園大学
【日時】12月2日(土)13:00~17:00
【会場】東洋学園大学 本郷キャンパス 1号館2Fフェニックスホール
【出場者】16名(暗唱・朗読部門9名、スピーチ部門7名)

【審査員】5名
浙江旅游職業学院 胡鳴教授
中国語アナウンサー 印志紅氏
上智大学 講師 胡興智氏
東洋学園大学 李新建教授
東洋学園大学 馮晏准教授

【ゲストスピーチ】
中島日菜子さん(2021年3月卒業)

◎「スピーチ部門」
1位(鑑真杯)グローバル・コミュニケーション学科3年 I.M. ※副賞:中国研修
2位 グローバル・コミュニケーション学科2年 邱義洵 ※副賞:中国研修
3位 英語コミュニケーション学科2年 森本素鶴
審査員賞(代表) 英語コミュニケーション学科2年 指田結依

◎「暗唱・朗読部門」
1位 グローバル・コミュニケーション学科4年 R.M. ※副賞:中国研修
2位 グローバル・コミュニケーション学科2年 伊東圭太
3位 現代経営学科3年 木下春風
審査員長賞 グローバル・コミュニケーション学科2年 浦末寧生