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隈本ゼミ、インドネシアでのワークショップに向けた英語での発表会を開催

大学間連携,現代経営

2024.02.19

1/31(水)、現代経営学科「消費者心理理解に基づくマーケティング戦略の研究ゼミ」(隈本 純 教授)では、3月にインドネシアで開催される対面型ワークショップ”International Student Workshop on Global Business 2024 at UBAYA and TOGAKU”に向けた、英語での事前プレゼンテーションを実施しました。
このワークショップは、本学とインドネシアのスラバヤ大学との研究・教育交流の一環。
特定の日本の製品・サービスを選択し、どのようなマーケティングを展開してインドネシア市場に浸透させるかについて、ビジネスプランを構築し、研究発表を行うことを目的としています。

全編英語でのプレゼンテーション

今回の事前プレゼンテーションは本番同様すべて英語で行われ、冒頭で日本とインドネシアのそれぞれの経済や貿易の概要を代表者が説明した後、14人のゼミ生が4グループに分かれ、それぞれインドネシアでの新ビジネス案を発表しました。

傘レンタルサービス“Umbrenta”

最初のグループは、旅行者向けの傘のレンタルサービスを提案。
インドネシアの人は傘をさす習慣がなく街中で傘が売られていないことに着目し、人気の観光地や空港でスマートフォンを活用した傘のレンタルサービスを発表しました。

日本式温泉施設 “Bandung Hot Spring”

続くグループは、来日観光客からの温泉人気と両国が共に火山国であることに着目し、インドネシアにおける日本式温泉施設の展開を提案。
日本式の温泉に宿泊施設、食堂やレクリエーション施設を併設、浴衣レンタルサービスやイベントなども実施し、気軽に日本の温泉体験ができる施設を発表しました。

ヘルシーな“Tohu Hamburger Steak”

3番目のグループは、高脂質、高カロリーなインドネシア料理が引き起こす健康問題に着目し、健康食としての豆腐ハンバーグの製造販売を提案。
大豆から作られる豆腐の健康効果を説明しつつ、ハラルフードでもある豆腐ハンバーグの展開案などについて発表しました。

米ぬか化粧水 “Rice bran toner”

最後のグループは、米ぬかから作る化粧水の製造販売を提案。
インドネシアでの美白ブームに着目し、米ぬかの美容効果や化粧水の作り方を紹介。化粧室への設置やお土産の展開を軸に、原料を現地調達することでのコスト抑制案も発表しました。

すべてのグループの発表後には、英語指導を担当した現代経営学部のネイト・オルソン講師から、話し方やプレゼンテーションのコツについて改めてアドバイスもありました。

インドネシアでのワークショップは、3/3(日)~8(金)の日程で、場所は私立スラバヤ大学経営経済学部(Faculty of Business and Economics, University of Surabaya)およびTrawas Campus (UBAYAトレーニングセンター)で開催されます。本学からは隈本ゼミの3年生8人とその引率で隈本教授、川端和美講師(現代経営学部専任講師)が参加予定です。