Academic Life & Research
教育・研究
野球殿堂博物館でデータ収集。スポーツの研究レポートを基礎から学ぶ学外研修(人間科学基礎演習A)
2024.08.08
7/11(木)、「人間科学基礎演習A」(田蔵奈緒准教授)を履修する2年生23人が、東京ドームに併設されている野球殿堂博物館を訪問し、学外研修を実施しました。
この科目では、グループでのコミュニケーションやチームワークを養うこと、およびスポーツ領域の研究レポートの書き方を習得することを目的としています。

今回訪問した野球殿堂博物館は、日本の野球界の発展に貢献し功労者として表彰された「野球殿堂入りの人々」の肖像レリーフを飾っているほか、プロ・アマ問わず国内外の野球に関する資料を収集、保管し、資料の展示を行っています。

学生たちはプロ野球、アマチュア野球、野球の歴史のゾーンに分かれた展示を巡り、プロ野球12球団の現役選手の用具、WBCなどの国際大会の資料、明治時代の野球用具などを見学。事前に設定した8つのポイントについてメモを取ったり写真を撮ったりしながら 情報を集めました。


見学後には、野球殿堂博物館主任学芸員の関口貴広さんから博物館の概要やその成り立ちについて説明を受け、質疑応答では展示品の管理やその選定基準などに関して質問するなど、学生たちは研究レポート制作に向けたデータ収集を積極的に行っていました。
今回の学外研修の意義について田蔵准教授は「今回の野球殿堂博物館視察は、学生がスポーツ領域の研究に興味関心を持ち、その研究方法について学習するという目的で実施しました。学生は、野球殿堂博物館への訪問に関するアンケート調査を実施してレポートにまとめました。アンケート結果としては、W B Cやプロ野球のトロフィーや用具の実物展示への興味関心が最も高く、また、野球殿堂博物館への来館が野球に対する興味関心を高める効果があるということを確認しました。学生にとって良い学びの機会になったと思います。」とコメントしてします。