Academic Life & Research
教育・研究
「人間社会演習」で産官学連携「こども服の譲渡会」を9/5に開催。8月に行われた事前学習の模様
2024.08.16
人間科学部の3年次科目「人間社会演習」(種村文孝准教授)が、文京区とゼンドラ株式会社との産官学連携活動を実施。
SDGsに関する学びとして、9/5(木)にキャンパス内で「こども服の譲渡会」を開催します。
イベントに先立ち8/5(月)に行われた事前学習では、文京区資源環境部リサイクル清掃課リサイクル推進課長の加藤良氏にご講演いただいたほか、譲渡会に向けた子ども服の仕分けを体験しました。
9/5(木)のイベント詳細はこちら(画像クリックでPDFが開きます)
「人間社会演習」は、実際に地域の人々と交流し、地域や社会が抱える課題への理解を深め、貢献できる方法を学生自身が考えることを目的とした演習科目です。
実際に産官学連携活動を行うことで、就職活動に向けた社会経験を積むだけでなく、今後社会人として生きるために必要なノウハウの習得も目指します。
8/5(月)の事前学習では、ゲスト講師として文京区資源環境部リサイクル清掃課リサイクル推進課長の加藤良氏を招聘。
ごみ処理やリサイクルに関する文京区独自の取り組みについて解説いただきました。
文京区では特に、「2R」の推進を図るためのイベントを定期的に行っています。
「2R」とは、ごみを減らす(Reduce)と再利用(Reuse)の頭文字を取ったもの。
子ども服の譲渡会は、まさにこの「2R」の取り組みです。
育ち盛りの子どもの衣服は、すぐにサイズアウトしてしまうため、このようなリユースの取り組みは、子育て支援の一環として各地で行われています。
学生たちは講演を通じ、今回のようなイベントの意義や、「必要なものを必要な人に効果的に繋ぐ」という活動がごみの環境問題や、SDGsへの貢献も期待されることを学びました。
後半は、譲渡会に向けた子ども服の仕分け作業が行われました。
今回の譲渡会に向けて、ゼンドラ(株)に集まった子ども服はなんと600点以上。
学生たちは、子ども服の小ささに驚きながら、丁寧に仕分けの作業に取り組んでいました。
誰かが大切に使用した衣服がまた新たな持ち主のもとで大切にされる、環境にも人にもやさしい社会の実現に向けて、学生たちが心を込めてイベントを運営します。
お近くの方はぜひお越しください。