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教育・研究
夏の短期留学で得た体験を共有! 韓国、カンボジア留学プログラムとISA制度利用者による「帰国者報告会」
2024.10.03
9/19(木)、夏期短期留学から帰国した学生による「帰国者報告会」を実施。
今年度は、韓国・ソウルの建国大学へ2週間の語学留学を中心とする「海外文化演習」と、カンボジア・シェムリアップの現地日系旅行会社でインターンシップを行う「国際体験演習」が実施されました。
また、新たに導入されたISA(Independent Study Abroad:海外自主留学)制度を利用した学生も参加しました。
報告会ではまず、各プログラムの代表者がプレゼンテーションを行い、留学中の貴重な体験や文化理解について共有しました。
「海外文化演習」で韓国・建国大学へ留学した坂本凛愛さんは、韓国のアイドルコンサート会場でみられるファン同士の「ナヌム(わかちあい)文化」についてプレゼンを披露。
K-POPのライブ会場で、推しメンバーやグループのフォトカードやミニバナー、お菓子などが無料で配布される文化を紹介し、「日本にも同様の文化が広まるといい」とコメントしていました。
「国際体験演習」に参加し、カンボジアでのインターンシップを経験した嶋本和久さんは、インターン先での業務内容の紹介や、アンコールトム観光の思い出、カンボジアの魅力などを紹介しました。

国際体験演習でカンボジアの日系旅行会社にてインターンシップを経験した、グローバル・コミュニケーション学科2年の嶋本さん
「英語が通じず、現地で話されているクメール語は翻訳アプリに対応していないため苦労した」と現地での貴重な体験をシェアしました。

ISA制度を利用して釜山外国語大学の短期研修に参加した内山睦心さんは、韓国語でプレゼンを披露。

ISA制度を利用し、韓国・釜山外国語大学へ留学したグローバル・コミュニケーション学科3年の内山さん
「朝鮮通信使歴史館」を訪問し、江戸時代の日韓関係について学んだことや、日本語が韓国語に変化した例、さらには韓国の居酒屋で提供される甘いパンケーキ「シアホットク」など、食文化の違いについても紹介しました。
彼女はまた、「タクシー運転手から『昔、日本語を勉強していた』『日本はいい国だよね』と言われ、日韓関係が友好的に感じられた」と、肌で感じた日韓関係についても語りました。

プレゼン後は2つのグループに分かれ、留学生活を振り返るグループワークを実施。
それぞれの経験や思い出、留学中に撮影したベストショットを披露するなど、参加者同士が自らの経験を深める場となりました。

グループワーク後、今後の抱負を発表する参加者
参加した学生からは、次のような感想が聞かれました。
「初めての海外だったので、楽しくてあっという間でした。次は、韓国語をもっと話せるようになるために、長期留学をしたい」(2年生、海外文化演習参加)
「ほかの国、ヨーロッパやアメリカ、南米などにも興味がわきました。今回一人で参加しましたが、次は友達と旅行に行きたいです」(2年生、国際体験演習参加)
「韓国で日韓関係の架け橋になるような仕事に就きたいです」(3年生、ISA制度利用)
最後にプログラムを担当した教員から、学生たちへエールが送られました。
「みなさん素晴らしい発表をありがとう。この貴重な体験がみなさんの未来へのスタート地点です。これからさらに大きく羽ばたいてください」
なお、10/2〜10/23まで春休みに実施する短期留学の参加者を募集中 !10/23(水)には、長期留学説明会が開催されます。留学にチャレンジしたい学生は、ぜひ参加してください。